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新盛楼（しんせいろう）
神中華、平日昼が狙い目です

2025.09.20

コスパと味にびっくりにらレバーランチ

▲大きなレバー

　平日の昼、新盛楼は活気にあふれています。運ばれてきた「にらレバーランチ」は、ふわっと柔らかいレバーにシャキシャキのニラともやし。あんかけ風のとろみが全体を包み、ご飯が止まらなくなります。

　セットの醤油ラーメンは、自家製ちぢれ麺に鶏ガラベースのすっきりスープ。上には窯焼きチャーシューがのり、旨みを一段引き上げています。さらにキャベツサラダとキュウリの漬物まで付いて、これで880円。思わず「神」と言いたくなるコスパです。

▲醤油ラーメン付きです

　連れが頼んだのはCランチ。ラーメンに炒飯が付く黄金の組み合わせです。厨房から響く大きな中華鍋を振る音がBGM代わり。ほどなくして登場した炒飯は、パラリとした仕上がりに赤いチャーシューがごろごろ。

　熱気と香ばしさをまとって現れるその瞬間は、まるでライブを観ているようでした。こちらも880円。

▲Cランチです

　新盛楼の味を支えるのは、このチャーシュー。数種の野菜や調味料を合わせた秘伝のタレに一晩漬け込み、奥に構えた年季のガス窯で焼き上げる本格派。鮮やかな赤色は広東式ならではで、甘めでしっとり、しっかりとした旨み。ラーメンにも炒飯にも、存在感を放ちます。

▲赤いチャーシュー

　食後、我慢できずに100g650円のチャーシューを380g分お持ち帰り。冷めても柔らかさが残り、家の食卓でもラーメンやご飯を格上げしてくれました。店で食べても、家で味わっても、新盛楼のチャーシューはやっぱり主役です。

▲チャーシューはこの窯で焼き上げます