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ファミリー太閤
「バクダン」にやられた

2025.09.10

５種類、200㌘の大ボリューム

　お得なランチにすごい新兵器が登場しました。その名も「バクダンランチ」。５種類の肉、200㌘を１度に楽しめるとか。行ってみましょう。

　昔と変わらぬ赤いエプロンに緑の三角巾。愛想のいい店員さんが「バクダン」を運んでくれました。

▲何やらケーキみたいなバクダン

　20㌢はあるでしょうか、長い牛カルビと豚カルビに包まれるように内臓系が詰まっています。傍らにはすりおろした生ニンニクがたっぷり。これが起爆剤になるとは、まだこの時は気が付きませんでした。

▲牛カルビの1枚肉

▲豚カルビの1枚肉

　まずは、カルビを牛と豚の連弾で。真っすぐ置くと焼き網からはみ出してしまうので少し曲げて。脂が落ち、煙で燻されます。いい感じに焦げ目が付いたらひっくり返し、ハサミで一口大に。

▲ハサミで肉を切る。韓流ですね

　牛カルビは片面がレアに近い状態でタレに絡ませ、ご飯とともにパクリ。1枚肉を１人占め。何とも贅沢。「口福」を感じますね。

　豚カルビは同じように「半分よく焼き半分レア」もいいですが、すこしカリカリにするのも好き。焼きのグラデーションを楽しみましょう。

▲カルビを除いた肉をニンニクと混ぜて

　大物に続いて内臓系を。豚のレバー４切れ、ハツ１切れ、それと鶏のムネ肉が４切れあります。もみダレで味が付いていますが、これに大量のニンニクを混ぜこんで焼いていきます。

　焼けた順から次々とやっつけていきましょう。レバー、ハツの旨いことといったら。恐るべし、任意区バクダン。あっさりしたムネ肉も激旨です。

▲ランチにはサラダやおかずが付いてきます

　ご飯は大盛り無料ですが、身の程をわきまえて普通盛りに。それでも丼飯です。あまりに美味しいのでワカメスープはお替り。これも無料でした。

▲Ａ５ランクのカルビとロースのコンビ、上太閤ランチ

　待望の復活を果たして6年になります。肉の質、味付け、そして接客。伝統を引き継ぎ、さらに進化させています。

▲冷麺は独特の黒い蕎麦粉入りの麺