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食べたい

たっく曙(あけぼの)
福井県民のソウルフード

2021.12.01

たっく曙のやきとり
たっく曙

1番人気は歳を重ねた「純けい」

前橋・東部バイパス沿いに前から気になっている看板があります。「北陸 福井 秋吉のやきとり」。店名も少し変。行ってみましょう。

串焼きは13種類。鶏と豚が混ざっています。人気ナンバー3は①純けい②あか③カシラ―の順。1本が小さいというので、すべて注文しました。

純けいは卵を産まなくなった鶏。若鶏とどう違うか食べ比べ。断然、純けいですね。歯応えがすごいし、味が濃い。まるで地鶏のよう。これは衝撃だ。すぐに追加しました。

あかはレバー。焼いたレバーはあまり得意じゃないけど、これはいい。臭みが全くありません。

カシラは柔らか。ササミはちゃんと火が通りながらしっとり。砂肝はコリコリ。少量ずつ焼き立てが出てきて、「わんこ焼き鳥」状態。いや、止まらない。

最高の焼き具合、タレ

最初に醤油ベースのタレとカラシが入った小皿が配膳されます。タレにニンニクや唐辛子を合わせた秘伝のスパイスを入れると刺激的になります。

焼き台を覗きました。一度に6本程度しか焼きません。炭火でじっくり丁寧に。これは名人の技です。

「秋吉」は福井にある焼き鳥の人気チェーン。福井県民のソウルフードとして親しまれているとか。群馬県の「登利平」みたいですね。

寡黙でひたすら焼き台に立つご主人、須田康文さんが現地で修業し32年前に開店しました。背中を押したのは陽気な奥さん、紗几子さん。「私が福井出身なの。お客さんに『たっく』さん食べてほしくて、この店名にしたのよ」。そうでしたか。

店舗情報

たっく曙

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027-234-9222
住所 前橋市三俣町2-26-6
営業時間 17時~22時
定休日 水曜