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麺屋しのはら 三日月食堂
祝復活 背脂醤油ラーメン

2025.05.19

自家製の中太麺と細麺

 月曜限定で提供し、お休みしていた時期もあった背脂醤油ラーメンがレギュラーで復活しました。燕三条系ファンとしてはうれしい限りです。

 基本は細麺ですが、あえて太麺にしてもらいました。ちょっと、作戦があったので。

 厨房で店主が調理しているのをチラチラ覗く嫌な客です。チャーシューは注文ごとに切り分けるようですね。スープは一杯ずつ温めています。

▲背脂チャッチャ系とは一線を画す燕三条系

 「お待ちどうさま」。うーん、いい香りがしてきました。大きなレアチャーシューに背脂が浮いた濃い口醤油のスープ。待ってました。

 まずはスープを一口。「群馬県民向け」に濃いめ。生醤油を使った強めのカエシを地鶏のスープがまろやかに、背脂が甘くしてくれます。

▲自家製の中太麺。個人的にはもっと太くていい

 自家製の中太麺は全粒粉を使い、やや茶色がかっています。コシが強く、風味豊か。スープに負けない力強さを感じます。これですよ、燕三条系は。

 具も豪快。切りたてのチャーシューはしっとり。極太のメンマも最高ですね。

▲極太のメンマ。これが旨い

ノドグロから贅沢スープ

 さて、「ラーメン大好き」にはほぼ同伴する麺食い2代目は券売機にない裏メニューを頼んでいます。期間限定の「のどぐろの塩ラーメン」。贅沢にも高級魚のノドグロの頭からスープを取るそうです。

 スープを味見しました。ノドグロの風味が強烈で、これは絶品。塩味、細麺で大正解です。

▲ノドグロの頭をふんだんに使ったスープが秀逸

 2人ともスープを大事にしながら食べ、替玉をします。細麺はパツンとした噛み応えが快感。背脂醤油にも意外と合うな、と新発見しました。

▲細麺の替玉を投入すます

 店は篠原毅さん、智美さん夫妻で切り盛りしています。前橋市内の人気店「麺屋 双喜」で修業、独立して15年になるそうです。

 職人肌のご主人は最高の一杯を提供するため食材に徹底してこだわります。「お客さまのために値上げはしたくない。夫婦で働いているから何とかなっていますけど…」。”台所”を預かる奥さまの悩みは尽きません。

▲人気のつけ麺。あっさりとこってりがあり、こちらはあっさり

店舗情報

麺屋しのはら 三日月食堂

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080-2266-3889
住所 前橋市三俣町3-11-1
営業時間 11時~14時、17時30分~21時30分(月曜は18時~21時)、日曜は7時~9時
定休日 年中無休