クリムゾンレストラン　
君はまだネパール料理を知らない

　日本人向けにアレンジしていない、本当のネパール料理が食べられるレストランです。

　メニューを見ても、わからない食材がたくさん出てきます。スマホで調べながら、「スクティカザセット」を注文しました。

　スクティとはラムの干し肉を香辛料やニンニク、玉ネギに漬け込んで焼いたヒマラヤ料理。カザとは軽食を意味するようです。よくわからないけれど挑戦します。

　スクティはラムのドライカレーみたいな感じ。味が濃厚です。驚いたのは添えてある「チウラ」と呼ばれる干し米。まるでポン菓子のよう。

　ふわふわしたチウラにスクティを絡ませていただきます。不思議な食感。牛乳をかけて、コーンフレークみたいにして食べたくなるのは日本人だから？

　豆を使ったサデコ（和え物）は酸味があって、パクチーの味が利いています。ネパールに行った気分になれますね。

　連れの頼んだマトンのDhido（ディド）セットも初めてお目にかかる料理でした。

　Dhidoとはそば粉やトウモロコシ粉を練って作る、ネパールでカレーと共に食べられている主食。ハンバーグのように大きな黒い塊がドーンと登場しました。

　Dhidoはふんわり柔らか。カレーに入れたり、ほうれん草の和え物を乗せたり。どんな食べ方をするのが正解かわからぬままいただきました。

　カレー自体はコクが合ってとっても美味しかった。

　クリムゾンレストランは前橋駅南口から徒歩で５、６分ほど。11月１日にオープンしたばかりです。

　本場ネパール料理に挑戦したい人は行ってみてください。普通のご飯やナンとカレーのセットもありますよ。