上州牛と上州麦豚の分厚いカツサンド
たいぜん

分厚いカツがはさまった、インパクトたっぷりのカツサンドをテイクアウトできる、という噂を聞き、やってまいりました。静かな住宅地にある「たいぜん」さん。ちょっと奥まっているので、一度は通り過ぎてしまいました。

メニューを見ると、いろいろなサンドイッチが載っています。店主の牛込泰史さんにオススメを聞いたところ、「上州牛ランプカツサンド」と「上州麦豚厚切りひれカツサンド」が２強とのこと。その二つ、いただきましょう。

注文してから、カツを揚げて作り始めるので15分くらい待ちます。店内にイートインコーナーもありますが、「９割はテイクアウトだね」と牛込さん。

良い匂いと共に、出来上がりました。「上州牛ランプカツサンド」は、肉がレアのように赤い。事前に低温調理で、中まで火を通しているのだそう。うっすらサシが入っていて見るからに美味しそう。

ひと口食べてみます。お、いろんな味がしますね。コクのある肉に甘めのソース、ほろ苦いグリーンリーフが絶妙なアクセントになっています。付け合わせのワサビも合いますね。

続いて、もう一つの名物、「上州麦豚厚切りひれカツサンド」をいただきましょう。見た瞬間、お肉の分厚さに驚きます。

さすがひれカツ、柔らかい、そしてキャベツは繊細な千切り。良い仕事していますね。これは美味しい。上州麦豚の威力を感じます。

お店に流れるBGMは群馬のミュージシャンの曲だけ。食材も極力、地場のものを使うという、群馬押しの牛込さん。

今日いただいた以外にも「赤城の卵のだし巻きサンド」や群馬のトマトを煮詰めてソースにした「濃縮フルーツトマトとだし巻きサンド」など、試してみたいメニューが並びます。

かわいいテイクアウトボックスに入っていて…。お土産でもらったら絶対、嬉しいだろうな。