gourmet

食べたい

ふぐまる 
6000円でフグ満喫

2024.10.26

厚切りてっさに豪快てっちり

 寒くなってきました。フグですね。

 まちなかで、リーズナブルにフグを食べさせてくれる「ふぐまる」さんへ、ご近所奥様3人でやってきました。

 本日の注文はてっさとてっちりのセット6000円(2024年10月31日までは5500円)。まずは小鉢が二つ、「フグの煮こごりとブリ大根です」とスタッフさん。

 プルンプルンの煮こごり、美味しいなあ。ブリ大根はなんと脂ののったブリの刺身にもみじおろし。意外でした。

▲生しぼりカボスサワーとともに小鉢

 てっさの登場です。一人前ずつたっぷりと提供されます。

 向こうが透けちゃうような薄い身ではありません。ちょっと厚切りがうれしい。皮の刺身もしっかり添えてあります。

 全体にスダチを回しかけ、自家製ポンズにもみじおろしを入れていただきます。しこしこ、ぷりぷり。うまい、しか言葉、出ません。

▲これが一人前です

 紙の鍋と薬味が運ばれ、てっちりの用意ができました。春菊、豆腐、しいたけ、白菜、エノキ、葛切りの上にどっさりとフグが乗っています。豪快です。

 「骨付きの部位は6、7分煮てください。骨のないところは2、3分で召し上がれますよ」

 フグを入れて数分で、鍋の湯が黄色味を帯びてきます。どんどん旨味が出ている感じ。

▲フグが山盛り

▲骨付きの部位で出汁を取ります

 骨の周りの身の美味しいことといったら…。野菜にもフグの味が染みて、別物になっています。ああ幸せ。

 ここで、鍋の具を追加。「皮」880円です。コラーゲンを補給するには、皮が一番。一皿に遠江(とうとうみ)という内側の皮と、外側のサメ皮が盛られて出てきます。

 鍋で煮てから口の中に入れると、ちゅるりんと溶けるんです。この食感はぜひ味わってほしい。

▲写真手前が遠江、奥がサメ皮

フグを扱って27年

 残った汁でフグ雑炊を作っていただき、〆です。

 あらゆる旨味を吸い込んだご飯。実はフグの一番の楽しみかもしれません。

▲あつあつのフグ雑炊

 さらに手作りのミルクプリンまで付いてくるんです。希少で高級なブドウ「富士の輝」がトッピングされて…。

 至れり尽くせりです。

▲デザートも手が込んでいます

 ふぐまるのご主人、吉田光良さんは大阪の専門店で修業し、弱冠20歳で「ふぐ調理師」の免許を取得しました。フグを扱って27年のベテランです。

 ランチタイムのフグの定食もおすすめです。

▲ランチのふぐ飯御膳

店舗情報

ふぐまる

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027-231-1729
住所 前橋市千代田町4-1-19 パル千代田ビル1F
営業時間 【昼】11時30分~14時30分(L.O.14時) 
【夜】18時~24時(L.O.)
定休日 日曜