gourmet
食べたい
3本柱はタン、シロ、カシラ
炭が熾きた七輪がやってきます。「いい肉、用意したから上手く焼いてよ」。店主の土屋明男さんがにやりとしながらプレッシャーを掛けてきます。さて、炭火との真剣勝負の始まりです。
まずは、さっぱりとタン塩を。部厚くカットされたタンはしっとりしています。適度に岩塩を掛けて網の上へ。片面をしっかり焼いたら、もう片面はレアに近い焼き加減でいただきます。あー、旨い。
続いてはタンとともに店の三本柱を形成するシロモツとカシラを焼いていきます。
シロモツは脂の乗った大ぶりの大腸。タレがまぶしてあります。「揉み込んでなんぼの世界」と店主。しっかり揉むことで味が変わるそうです。焼けたら付けダレに軽く絡ませて。うん、旨い。
タレは本庄生まれの店主が地元の名店の味を参考に研究を重ねて作り上げました。醤油ベースではなく、赤味噌仕立ての辛口。群馬県民大好きな味です。
赤身のカシラもタレで。肉厚で柔らか。噛めば噛むほど旨みを感じます。これ、旨い。
エンペラにバック…
さて、最後は初めてのエンペラです。タンと喉ナンコツの間の部分で、豚1頭から30㌘程度しか取れない希少部位とか。これは期待大です。
「塩コショウをやや強めにして、じっくり焼いて。ある程度、表面に水分が出てきたらひっくり返す。焼き加減は表6分、裏4分」。店主が「人任せ」にせず初めて詳しく教えてくれました。サクッとした食感、深みのある味わい。絶対、旨い。
この日は入荷のなかったレバーにバックなんてのもあります。〆にはホルモン焼きそばが待っています。
店舗情報
七輪炭火焼ホルモン ひとまかせ
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- 090-9394-4076
住所 | 前橋市上新田町913-7 |
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営業時間 | 11時30分~13時30分、17時~終わるまで |
定休日 | 月曜 |