G FACE CAFE
本場のウィンナーコーヒーを

群馬県庁昭和庁舎の一階、ウィーンをイメージしたカフェがある。真っ白な空間にグランドピアノが置かれ、天井から吊るされたライトは音符のよう。さすが音楽の都。

ウィーンの老舗「Julius Meinl Kaffee」から仕入れる珈琲豆 を使って作る「ウィーン風コーヒー」と伝統的なお菓子「リンツアー・トルテ」をいただいた。

ウィンナーコーヒーとはミルクと生クリームの入ったコーヒーのことだと思っていた。でも本場は違うようだ。

こちらのウィーン風コーヒーはカプチーノに似ているが、もっと泡がたっぷりでカップからこぼれ落ちそう。ふわふわ感がたまらない。ビターな生チョコが添えられているので、ひと口齧り、コーヒーをすする。なんて優雅な時間だろう。

リンツアー・トルテは、「リンツ地方発祥のお菓子で、古くからオーストリアで食べられてきたんですよ」と店主の小豆畑雄司さん。

スパイスの香る生地にナッツを入れて焼き、フランボワーズのソースとプルーン、濃厚な生クリームをトッピングしている。ねっとり感のある生地と、サクっとしたナッツが合わさった食感がいいですね。

G FACE CAFEは、群馬会館食堂を経営する「孤休庵」が2001年にオープンした。

ランチタイムにはパスタ、カレーなどのセットをいただける。

帰り際、ショーケースをのぞくと、エリザベートという可愛いケーキを発見。ウィーンの皇妃、エリザベートのドレスをイメージしたケーキらしい。表面はシュガーコーティングされ、レモンの香りがアクセントという。

次はこちらで、ウィーン気分を味わいます。