蒼い屋
ソースが絶妙 ヒレカツ丼

酒林が入口で出迎え、レアな銘柄の一升瓶の空き瓶が並んでいます。酒にこだわっているのが分かります。「旬鮮酒房」と銘打つ居酒屋さん。こういう店のランチって、だいたい旨いんですよね。

「昼ごはん」の店のお薦めはもつ煮定食とソースヒレカツ丼。陽気がいいのでカツ丼をお願いしました。

丸いカツが３枚、丼を覆っています。さすが、ヒレ、柔らか。絶妙の火の通り方です。

タレはきりっとした辛口。好きですね。飽きずに食べられます。何ならこれで酒も飲めます。

カツの下にはキャベツの千切り。これは欠かせませんね。その下には刻み海苔が掛かっていました。香ばしくなり、食が進みます。タレはご飯の中ほどにも掛かっていて、最後まで美味しくいただけました。

ワカメの味噌汁に小鉢の冷や奴、サラダと脇役もしっかりといい仕事をしています。これは居酒屋タイムも十分に期待できます。

相方はサラダうどんにしました。キュウリ、トマト、サニーレタス、紫キャベツにコーン。量がたっぷりで彩りもきれい。汁はゴマダレです。甘さ控えめで、さっぱり。暑くなると注文が増えそうです。

居酒屋メニューを開くと、酒飲みの心をくすぐる肴がそろっています。魚はメニューにはなく、「本日のおすすめ」としてお知らせするそうです。海の幸に加え、山菜をはじめ山の幸も旬を楽しめます。

選りすぐった酒は半合から注文できます。「いろいろ取り揃えています。好みを言っていただければ、料理に合うよう見繕いますよ」と店主の茂木博之さん。ここはお任せがいいようですね。