Cafe Dining こまち
おしゃれになって再出発

２年半ぶりに帰ってきました。馬場川通りの築60年超のビルにあった老舗の喫茶店が同じ場所、おしゃれなビルとなった「ばばっかわスクエア」の一角に、「Café Dining」として復活しました。

注文はナポリタンと決めていましたが、先客のカレーの匂いにやられました。でも、スパゲティ食べたい。ならばと、インディアンスパゲッティをお願いしました。

中太のスパゲティの上にチキンカレーがかかっています。煮込まれてトロトロになった鶏肉にシャキシャキのタマネギ、マッシュルームが入ったシンプルなカレー。みんなが食べられる中辛です。

「パスタ」ではない「スパゲッティ」がいいんです。　アルデンテではなく、もっちもち。これがライスのようにカレーに素晴らしく合います。

刺激がほしくなったら、タバスコを投入しましょう。これで激辛好きも大丈夫。美味しくいただけました。

食後はアイスコーヒーをいただきました。カレーとコーヒーって相性が最高ですね。こちらはエスプレッソ。濃厚で苦みがあって、食事の余韻を楽しめます。

糸問屋から1958年に旅館業に転じ、喫茶店となりました。オーナーの北原雄一郎さんは商店街組合の会長も務め、馬場川通りの栄枯盛衰を見てきました。

白井屋ホテルが誕生、レンガ敷きの歩道や車道、親水デッキやベンチが整備され、いま前橋で最も「めぶく。」通りになりました。

「きれいになった馬場川通りを良くするのも悪くするのも、私たちここに住む人や働く人にかかってくる。みんなで力を合わせて、訪れる人が心地よくなる通りにしたい」と張り切っています。