あづまや食堂
中華料理の穴場を発見

地域で愛されている食堂っていいですね。和洋中何でもそろっていて、何を食べても旨い、早い、安い。それにしても、メニューの多い店です。

定食はお品書きに16種類あります。さらに店の入口や壁にも張り紙があり、果たして何種類あるのかしら。丼物のセットも８種類は確認できました。

入口で見たラーメンセットをいただきました。メニューには表記されていません。何でだろう。

醤油ラーメンにもつ煮、ご飯、サラダ、小鉢のナマスとお新香という申し分ない布陣です。

ラーメンはもういい香りがプンプンしてきます。これは正解の予感。スープを一口。美味しい。一般的な食堂のラーメンより完成度の高さを感じます。

ストレートの細麺は柔らかめな茹で具合。ラーメン店より中華レストランに近いでしょうか。チャーシューが２枚にメンマもたっぷり。予感が当たりました。

もつ煮は焦げ茶色をしています。時間をかけて煮込んだようで、汁は少なめですが味がよく染みています。当然、オンザライスでもつ煮丼に。旨。

相方は和食で攻めました。まぐろ丼セットです。温かいご飯の上に漬けまぐろが乗っています。赤身が満開のバラのよう。一切れいただきましたが、漬けダレが旨く、ご飯が進みます。

半分ほどの量の温かいうどんが味噌汁代わりに付きます。揚げ玉とワカメが入り、これもなかなか。うどんは手打ち風で種類も豊富にあります。

改めてメニューを見ると、中華が多い。点心から本格料理までずらり。チャーハンは８種類もあります。

聞けば厨房を預かる横室正則さんは横浜中華街で修業した料理人。お母さんの幸恵さん、89歳になる祖母の節子さんも頼もしそうです。