gourmet
食べたい
古都の麺料理 味わえます
「西安」の看板が目に入りました。かつて長安と呼ばれた古都。独自の麺があると聞き、いつか訪ねてみたいと夢見ていました。当然、寄ります。
見つけましたよ、刀削麺。ビャンビャン麺まである。夢がかなったよう。冒頭の話を西安出身の店主、刘永起(リュウエイキ)さんに話し、調理している姿まで写真撮影させていただきました。
まずは刀削麺から。沸騰した鍋の前に立った刘さんが刃物で生地の塊を削ぎ、鍋に落としていきます。鮮やかな手さばきですね。
続いてはビャンビャン麺。幅広の手延べ麺です。細長い生地を両手で持ち、台に打ち付けたり、空中で広げたりして。幅2、3㌢の麺が2㍍まで長くなるとか。これは驚きです。
出来立てをいただきましょう。刀削麵は3種類の中からお薦めのヨウポーという汁なし麺を。
細かく切った数種類の野菜とラードや調味料で味付けした豚肉を麺の上に載せ、熱したピーナッツ油をかけます。底にある中国の黒酢の利いたタレとよく混ぜて。唐辛子や山椒などの香辛料が食欲をそそりますね。麺に具材やタレが絡んできます。
ビャンビャン麺は1種類。醤油ベースのスープは丸鶏や野菜の旨みが加わり優しい味。「西安のお切込み」といった感じです。それにしても麺の長いこと。さすが中国三千年の歴史です。
分厚い皮が旨い水餃子
水餃子もいただきました。分厚いモチモチの皮は日本では見かけません。餡は肉まんのようで、こちらも黒酢が合うようです。
「西安ではご飯食べないよ。毎日、麺と餃子。だから、美味しいのよ」と刘さん。麺食いにはたまらないな。
店舗情報
西安餃子館
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- 027-289-3454
住所 | 前橋市山王町2-40-2 |
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営業時間 | 11時~15時、17時~22時 |
定休日 | 金曜 |