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新木珈琲店
昭和の喫茶店 令和に残る
2023.04.16
ナポリタンとコーヒーと
広瀬通りにあるレトロな喫茶店です。「ぎんれい」の名で長く営業していたご夫婦が引退するのを聞きつけた現オーナーの新木信幸さんが9年前、閉められる運命だった店を引き継ぎました。
「絶滅しつつある昭和の雰囲気のある喫茶店を残したかった」と脱サラしての挑戦でした。40年前の焙煎機が現役として使われ、椅子やテーブルは昔のまま。カップも年代物が残っています。本棚にスポーツ新聞や週刊誌が置かれるのも昭和ですね。
昭和の喫茶店となれば、ランチはもちろんあれ。「喫茶店のナポリタン」と表記しています。
サラダとタバスコと一緒に来ました。中太の麺はもっちもち。茹でてから冷倉庫でしばらく寝かせるそうです。正しいナポリタンです。
具はタマネギ、ピーマンとソーセージ。ケチャップにソースを隠し味程度加えていて、懐かしい甘さがします。タバスコをたっぷりかけましょう。
深煎りの自家焙煎コーヒー
自家焙煎のコーヒーは当然、深煎りです。店名を付けたブレンドは「ブラジルをベースに酸味と苦みの調和を大事にしている」そうです。アイスコーヒーは酸味の少ないすっきりした味でした。
モーニングはトーストやサンドイッチをサービス価格で提供しています。果物が山盛りで「映える」パフェも女性客を喜ばせています。
「好きな本を読んだり、物思いにふけったり。ゆっくりと自分の時間を過ごしていただきたい」。そんな思いから2杯目のコーヒーはすべて250円。ブレンドをお替りしました。
店舗情報
新木珈琲店
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- 027-226-6341
住所 | 前橋市広瀬町3-2-7 |
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営業時間 | 8時~18時30分 |
定休日 | 第2、第4、第5水曜 |