gourmet
食べたい
〆にふさわしい新しい麺類
「ラーメンと蕎麦の中間にあたる新しい麺類」。昼はラーメン店、夜に居酒屋となる“二刀流”の「アンドレカンドレ」を経営する稲井智史さんが呑龍横丁への進出にあたり、自らに課した宿題です。
横丁にある焼鳥やおでんの店、居酒屋やスナックで飲んだ後に〆るには普通のラーメンでは重過ぎ、蕎麦では物足りない。中間を狙って開発した「和―麺」をいただきに来ました。
「飲んだ後の〆」にふさわしいか、正確さを期すため、ビールを飲み、つまみも食べないと。結構、辛い仕事です。茹で餃子は珍しいニンジン入り。ニラ玉は炒め物かと想像しましたが、どちらも生。醤油ダレに会えますが、ガツ刺しと合わせてもなかなか。
2本目のビールが終わりそうになったら、そろそろいいでしょう。看板の和―麺を注文します。
黒いスープ、具に揚げ玉
スープは黒く、麺は細打ちストレート。関東風の蕎麦のようなビジュアルです。
スープはアンドレカンドレで使う動物系に厚削りの鰹節と花鰹を加え、蕎麦出汁に近づけます。これに岡直三郎商店(みどり市)の「日本一醤油」濃い口に煮干しを加えた返しを合わせます。
麺は数種類の小麦粉をブレンドした全粒粉。喉越しのよさ、麺の香りを楽しめます。
具は赤城鶏、九条葱、海苔に揚げ玉で蕎麦風に。メンマとナルトがラーメンを主張します。脂少なめのスープに揚げ玉が入り「たぬき」のようなコクが出ます。
見た目は濃そうですが、スープは最後の一滴まで飲み干せました。満足いく〆でした。
店舗情報
和-麺製作所
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住所 | 前橋市千代田町3-9-13B-8 |
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営業時間 | 18時~23時 |
定休日 | 日曜、月曜 |