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食べたい

鳥久 
今夜は鹿児島日和

2026.11.06

炭火焼きと薩摩の味

 前橋の市街地にも「鳥久」がありますが、今回訪ねたのは南の端、稲荷新田町にある同名のお店。焼き鳥屋さんのつもりで入ったら、鹿児島の郷土料理がずらり。うまかもんがそろっています。

 まずは10本コースから。焼き鳥とやきとんが一緒になって、どーんと大皿で登場しました。下にはざく切りキャベツがたっぷり。つくね、砂肝、うずらの卵、豚肉の串など、いろいろな味を楽しめます。炭火で焼いた香ばしい焦げ目がいいですね。

▲ざく切りキャベツが薩摩流

 続いて地鶏のたたき。赤みを残した肉に刻みネギとおろしショウガが山盛り。横には千切りキャベツが添えられています。九州特有の甘い醤油でいただくと、薬味の辛みがいいアクセントになります。しっかりした肉の歯ごたえ、たまらない。

▲美味しかった地鶏のたたき

 それにしても自家製さつま揚げには、たまがった(驚いた)。とにかく分厚い。表面はこんがりきつね色、中は真っ白です。玉ねぎが練り込まれ、心地よい歯応えがあります。こちらも甘い醤油がよく合います。

▲分厚いです

甘いみそに芋焼酎

 鹿児島の郷土料理、豚骨煮(とんこつに)も外せません。

 大ぶりの骨付き豚肉がごろごろ。甘いみそでじっくり煮込まれ、箸で切れるほど柔らかです。一味唐辛子を振れば、甘みの中にピリッとした刺激が加わります。こいはうまか!

▲こってりした味噌で

 馬刺しは脂身の少ない赤身を厚めに切ったもの。ニンニクを添えた醤油でいただきます。さらに、きびなごの塩焼き。ぷっくり太った魚が6尾並び、鹿児島気分はますます盛り上がります。

▲赤身の馬刺し

▲脂ののったきびなご

 お酒も鹿児島の芋焼酎を選びました。最初は「島美人」をお湯割りで。続いて「黒伊佐錦」をロックで。料理に合わせて飲み方を変えるのもよかですね。

 店内は手書きの木製看板が所狭しと並び、柱時計や大きなかめ、ダイヤル式電話まであります。まるで昭和の民芸館。雑然としているようで、不思議と落ち着きます。

▲迫力ある木製看板

店舗情報

鳥久(とりきゅう)

お問合せはこちら
027-253-0905
住所 前橋市稲荷新田町303-2
営業時間 17時30分~22時(金・土曜は23時まで)
定休日 水曜