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本×アート 新しい本屋さん
馬場川通りに10月3日誕生
2026.10.01
前橋市の馬場川通りに本とアートを融合した小さな書店「灯ルbooks(トモルブックス)」が10月3日開店する。運営に携わる学生たちが選ぶ一押しの書籍とともに、さまざまなアートを展示。本を読む人、アートを観る人の偶然の出会いを通して、新しい価値が「灯る」文化拠点を目指す。中心街の書店は煥乎堂だけの時代が長く続いたが、2021年から個人店の出店が相次ぎ、灯ルが開店すると6店舗目となる。
学生中心、駄菓子屋と一体運営
レンガ敷きの馬場川通り、かわいい駄菓子屋のあるビルの2階に上がると、6畳ほどの小さな部屋に続く。店開きを控え、書棚には60冊の書籍が並び始めた。
人生論を説く本、洒脱なエッセイ、大人が楽しめる絵本。教育問題の深掘りや初恋の話もあり、選者が薦める理由を書いたメッセージが置かれている。
▲椅子に座って試読できる
▲選者のメッセージが置かれている
「『本との出合い方を知る』がコンセプト。アマゾンで簡単に買うのと違う体験をしてほしい」。運営にあたる中島千尋さんは灯ルの役割をこう語る。
店内には絵画や立体、オブジェが飾られる。「本好きでなくても足を運べる書店にしたい。アートが好きな人が来て、たまたま本に興味を持ってもらえたら」と願っている。
▲「本とアートが主軸」と話す中島千尋さん
学生と社会人の交流拠点
書店はITを活用したシステム開発や教育事業を手がけるCATENAS(前橋市千代田町、神保良弘社長)が新規の駄菓子屋事業の一環として出店した。IT分野に関心がある学生やエンジニアが利用するコミュニティーサロン「GITY(ギティ)」内に4月に開店、今回は一般向けに初の出店となる。
1階には5月に先行して駄菓子屋「ひびのば」を開店しており、前橋市内の学生が主体となって一体的に運営していく。駄菓子やドリンクを書店に持ち込むこともできる。
▲様々な交流を歓迎する増田健太さん
前橋工科大4年生でCATENASへの入社が内定している増田健太さんは店舗の設計に携わった。「『売る』より『入れる』ことが大事。『情報の横丁』として、いろいろな人を呼び込み、組み合わせることでイノベーションするハブになれたらいい」と話す。
▲広報担当の多賀千夏さん
書店を通り抜けると、シェアオフィスがある。ここでもギティと同じように学生と社会人の交流が生まれることを期待している。
中心街に個性的な書店集まる
前橋市中心街には2021年、絵本と童話の専門店「本の家2」が開店したのをきっかけに、カフェを併設した独立系書店「水紋」、学習支援の学び場やアクセサリー工房を組み合わせた「HENGENI BOOKS(ヘンゲニブックス)」、古本専門店「マルベリー書房」と個性的な書店が続々と登場している。
店舗情報
灯ルbooks(トモルブックス)
| 住所 | 前橋市本町2-1-10 天元ビル2階 |
|---|---|
| 営業時間 | 10時30分~18時30分(金曜、土曜は20時) ※当面は12時~18時 |
| 定休日 | 火曜、木曜 |


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