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イタリア料理 POMODORO(ポモドーロ)
一皿に宿るイタリア

2026.07.25

「絶対においしい」は確信に

 「ここは絶対においしいはず」。入口を入ったとたん、思いました。鮮やかな緑のテーブルクロス、磨かれた木の床、曲木の椅子。折り目正しく整った店内に、自然と背筋が伸びます。

 黒板のお薦めメニューから、「海の幸・ナポリ風スパゲッティ」と「イカスミの打込み生パスタ・ベネツィア風」を選びました。流ちょうな文字で書かれた料理名を眺めるだけで、期待が高まります。

▲入口を入ってすぐにこの黒板

 店内にBGMはなく、厨房から届く「ジュッ」という音が、料理を待つ時間を満たします。

 ナポリ風は有頭エビ、ムール貝、イカ、むきエビが惜しげなく載った華やかな一皿。魚介のうま味をたっぷり含んだトマトソースが、スパゲッティ一本一本を包み込みます。

 一口食べて、10年ほど前にイタリアで食べたパスタを思い出しました。麺とソースが別々に存在するのではなく、オイルと魚介のうま味が見事に溶け合い、皿全体が一つの料理として完成しています。その一体感こそ、この店の実力でしょう。

▲気品のあるパスタです

前橋で愛されて37年

 もう一皿は、真っ黒な生パスタが目を引くイカスミ。イカ墨を練り込んだ麺をすっと高く盛り付け、イカやエビ、角切りトマトを添えています。白い皿とのコントラストが美しく、端正な盛り付けにもシェフの美意識が感じられました。

 美しいだけではありません。イカスミの香りがしっかりと広がりながら、味わいは穏やか。麺とオイル、魚介がぴたりとまとまった絶妙な一皿です。

▲イカスミの打込み生パスタ・ベネツィア風

 ランチは450円追加で、サラダ、パン、ドリンク付き。サラダにはバルサミコ酢を使った優しい味わいのドレッシングがかかり、甘みのあるトマトが印象的でした。

 表面を香ばしく焼いたパンには、バターがじんわり。皿に残ったパスタソースをぬぐい、最後まで余さず味わいます。

▲シンプルなサラダも納得の味

▲途中で提供されるバターの溶けたパンがうれしい

 厨房を預かるのはイタリアで修業したシェフ。敷島公園近くで37年前に創業し、現在の上泉町へ移転して20年になります。磨き続けてきた技術と長い年月。その積み重ねが、一皿の完成度に表れていました。

 

▲磨き込まれた店内

店舗情報

イタリア料理 POMODORO(ポモドーロ)

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027-269-2112
営業時間 11時30分~14時30分、18時~21時
定休日 木曜