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Tシャツ、チノパンOK
前橋市役所、服装ルールを改訂

2026.05.07

Tシャツ、チノパンOK
前橋市役所、服装ルールを改訂

 前橋市役所の職員はおしゃれでし。前橋市は職員の服装に関するガイドラインを見直し、オフィスカジュアルを通年で認めることになった。ポロシャツやTシャツ、チノパン、スニーカーといった軽やかなスタイルに加え、ネイルやヒゲも不快感を与えないように配慮すればOK。群馬県内の自治体でオフィスカジュアルが認められたのは前橋市が初めて。堅いとみられがちな公務員のイメージ一新なるか―。

市民目線を自分で判断

 ガイドラインは「社会人として常識ある服装」「業務に応じた機能性・安全性・清潔感の確保」を基本的な考え方として、各職員が市民目線を意識し、ふさわしい服装を判断するとしている。

 窓口などで市民と向き合う場面では、Tシャツの上にジャケットを羽織るなど、相手にどう見えるかを意識した装いが求められる。議会や式典は従来通りスーツスタイルを基本とする。

▲ノーネクタイでも様になるストライプのシャツ(写真左)。白Tシャツにネイビーのシャツジャケットを重ね、軽やかな印象に(同右)

▲袖に表情のある黒ブラウスとグレーパンツでモダンスタイル(写真左)。白シャツを羽織り、黒スカート、足元はスニーカーで軽快に(同右)

おしゃれと機能性を両立

 職員の反応は好評だ。

 保健師の女性は庁外へ出かける時は機能性を重視してパンツ、内勤の場合はおしゃれを楽しみスカートと使い分けしている。

 理学療法士の女性は「ほとんどジャージ姿なので、庁内にいる時はスカートにします。靴はいつもスニーカーですが」とおしゃれと機能性の両立を図る。

▲ストライプシャツに黒パンツ、スニーカーを合わせた動きやすい装い(写真左)。透け感のあるトップスにレーススカートを合わせ、上品にまとめた(同右)

 男性もおしゃれを楽しんでいる。明るめの紺のジャケットとパンツのセットアップに白いTシャツを合わせた30代の男性は「シンプルイズベストを心掛けています」と靴は白いスニーカーにしている。

 靴は革靴に加え、スニーカーやデッキシューズと多彩になっている。
 もちろん、スーツにこだわる職員もいる。50代の男性は「いままでずっとこれでしたし、休日はラフな服装なので、オンとオフの切り替えができます」とワイシャツとスーツで仕事に臨む。

▲カジュアルもビジネスも、おもいおもいのファッションを楽しむ

 子育てが一段落した1年前からネイルを始めたという女性は「手元がきれいになると、気分が揚がる。肌なじみのいい薄いピンクやベージュを基本にしています」と業務への好影響を語る。

▲手元になじむ淡いピンクのネイル。清潔感のある指先が、仕事中の所作を引き立てる

▲無精ひげはNGだが、しっかり整えればひげのファッションもOK

 前橋市は2001年に制服の着用義務を廃止した。2011年にガイドラインを策定、2021年からは通年のノーネクタイを可能にした。

▲白トップスに淡いブルーのスカートを合わせ、爽やかな印象に(写真左)。紺のセットアップにスニーカー、整えたひげで個性を添えた(同中央)。白ブラウスに淡いピンクのパンツを合わせ、やわらかく(同右)