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アートとティータイムが出会う
まえばしガレリアで「Art Salon」
2026.02.04
現代美術を会話やくつろぎの時間とともに楽しむ展覧会「Art Salon(アートサロン)」が、前橋市のまえばしガレリアで開かれている。主催はrin art association。17世紀フランスに始まるアートサロンの考え方を手がかりに、作品を見る行為と人が集う時間を重ねる展示だ。アカデミックな現代美術を、前橋の日常にひらく試みでもある。
集まる場所としてのサロン
「サロン」は本来、客間や応接間を意味する言葉で、人々が集い語り合う場を指してきた。美術史においては、王立絵画彫刻アカデミーによる公式展覧会に端を発し、国家主導から民間へと広がるなかで、作品の発表と人々の交流が同時に行われる場として発展してきた。
同展では、そのサロン様式を「開かれたコンセプトスペース」として再現。まえばしガレリアを、アート鑑賞を通じた文化交流の場として機能させることを目指している。
▲「Art Salon」展示会場写真(rin art association MAEBASHI)
絵画とデザイン、6人の表現
展示されるのは、国際的に評価を受ける6人の作家の作品だ。アンドロ・ウェクア、リタ・アッカーマン、ジャド・ファドジュティミの絵画は、それぞれの視点から歴史や文化、人のあり方を描き出す。
彫刻家のトーマス・ハウセゴは、形を通して美術の時間の積み重なりを感じさせる。
マーク・ニューソンとロン・アラッドの作品は、家具でありながら試作品のような雰囲気を持ち、ものづくりの過程そのものを想像させる。
会場では、お菓子と飲み物を楽しみながら鑑賞できる時間が設けられている。日常から離れた場所でアートに触れ、言葉を交わし合ってみてはいかがだろう。
▲Vampire/Thomas Houseago "Vampire", 2018 Steel 76.8 x 41 x 38.7 cm Edition of 3, A.P. 1 of 2
▲Furry/Jadé Fadojutimi “Furry”, 2023 Acrylic, oil, oil bar and oil pastel on canvas 195 x 300 cm
Art Salon
会期:1月17日~2月22日
会場:まえばしガレリア ギャラリー2(前橋市千代田町5丁目9-1)
開館時間:11時~19時
休館日:月・火
入館料:無料


