「手紙舎」前橋に進出
５月に配送機能備えた事務所開設

「手紙舎」のブランドで都内と台湾に雑貨店や書店、カフェを５店舗展開する手紙社（東京都調布市、北島勲社長）は５月下旬、前橋市広瀬町に事務所を開設する。中心街にも店舗を開設する計画。前橋高出身の北島氏は「ローカル型の店舗に力を入れる。前橋の中心街は青春の思い出が詰まった場所。最近の『めぶく。』情報を聞いており、一緒に盛り上げていきたい」と構想を広げている。

手紙社は2008年、雑誌編集者をしていた北島氏が起業した。2012年に法人化し、調布市を中心に個性的な店舗を展開。個人の作家やイラストレーター、テキスタイルデザイナーと連携したポップで遊び心いっぱいの紙や布を使った手帳、手ぬぐい、包装紙や雑貨を商品化し根強いファンを獲得している。
　新たに設ける事務所はオンラインショップ用の配送機能を持ち、将来的にはアウトレット商品を販売する店舗を併設する。
　中心街に計画している店舗はより大型となり、新たな目玉となりそう。
　北島氏は「白井屋ホテル誕生後の前橋市中心街の盛り上がりのムーブメントに一緒に乗り、共に盛り上げてきたい」と話している。
　広瀬町の事務所で働く従業員を募集している。問い合わせは手紙社（☏042-444-5572）へ。