interview
聞きたい
前橋市長選きょう投開票
どうなる小川氏への審判
2026.01.12
前橋市長選は1月12日、投票され即日開票される。自身の不祥事から任期途中で辞職し再挑戦した前職、小川晶氏(43)を市民が信任するか、NOを突き付けるか。小川氏への審判が最大の争点となった異例の選挙に結論が下される。新人の丸山彬氏(40)の追い上げは。店橋世津子氏(64)がどこまで批判票を取り込めるか。4人が1議席を争う市議会議員補欠選挙も12日に投開票される。
丸山氏の追い上げ届くか
1月5日の告示後に上毛新聞社が行った世論調査や取材に基づく序盤情勢では、高い知名度から先行していた小川氏を丸山氏が追い上げていることが示された。
▲小川氏
審判を受ける小川氏は選挙戦を通じて辞職に至った不祥事を謝罪しながら、学校給食の無償化をはじめとする市長としての1年9カ月間の実績を強調した。
朝は街頭に立って頭を下げ、日中、市内を遊説した後、夜は前橋中央イベント広場で「対話街宣」と銘打ち、市民との一問一答を繰り返した。
▲丸山氏
追う丸山氏は8日の総決起集会に1500人近くの支持者を集め、勢いを示した。
新鮮さをアピールするとともに、ふるさと納税の寄付額を現在の3億円から3年間で50億円に増やして上下水道料金の値上げを回避するシナリオを発表、政策面でも小川氏との違いを鮮明にしている。
▲店橋氏
店橋氏は中心市街地再開発事業の見直しを「一丁目一番地」として政策面で小川氏を批判してきた。上下水道料金の値上げ中止、奨学金返礼支援、3歳未満児の保育料完全無償化などを掲げ、各世代の暮らしを守ることを訴えてきた。
海老根篤氏(78)は市街地を中心に街宣車で遊説、小川氏のホテル問題を批判してきた。
高橋聡哉氏(66)は街頭演説などを行わず、選挙公報で政策を伝えてきた。
12日の投票は市内96の投票所で行われる。時間は一部を除いて、7時~19時まで。
11日まで行われた期日前投票者数は5万4370人(男2万5437、女2万8933)で前回の3万5698人(男1万6495、女1万9203)を大きく上回った。
前橋市で初の出直し市長選
今回の前橋市長選は小川氏が既婚の前橋市男性職員=2025年12月末付で依願退職=と10回以上にわたってラブホテルで密談していた問題を受け、小川氏が昨年11月27日付で辞職したのに伴い実施される。
前橋市で市長が任期途中で辞職し、再度、立候補するのは初めて。
公職選挙法により、小川氏が再任された場合の任期は辞職前の残り任期で2028年2月27日までとなる。他の立候補者が当選すると、4年後の2030年1月11日で満了となる。
有権者となる告示前日1月4日時点の選挙人名簿登録者数は27万3018人(男13万2086人、女14万932人)。
◇立候補者(届け出順)
海老根 篤(78) 元みどり市議 無新
店橋世津子(64) 元前橋市議 無新
小川 晶(43) 前前橋市長 無前
丸山 彬(40) 弁護士 無新
高橋 聡哉(66) 農業 無新
市議補選に4氏立候補
前橋市議補選には新人、元職が2人ずつ立候補した。
◇立候補者(届け出順)
長原 駿(28) 自営業 無新
関 俊夫(65) 無 職 無新
岡田 修一(74) 会社員 無元
小川 栄治(58) 歯科医 維元
(維は日本維新の会)


