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映画『ブルーボーイ事件』アンコール上映決定
前橋シネマハウスで1月10日から

2025.12.25

映画『ブルーボーイ事件』アンコール上映決定  
前橋シネマハウスで1月10日から

 ブルーボーイたちが再びスクリーンへ――。映画『ブルーボーイ事件』のアンコール上映が1月10日から前橋シネマハウスで行われる。11月14日の全国公開後、大きな反響を呼び、観客動員や話題性の高さを受けて再上映が実現した。1月12日18時40分の上映前には、前橋市在住の飯塚花笑監督と、劇中でブルーボーイのアー子を演じたイズミ・セクシーさんが舞台挨拶を行う。

前橋ロケ8割、街とともに作られた映画

 『ブルーボーイ事件』は、1960年代に日本で実際に起きた性別適合手術(当時の呼称は性転換手術)を巡る裁判を題材にした映画。

 ロケの約8割は前橋市内で行われ、キャストやスタッフは市内のホテルに宿泊しながら撮影に臨んだ。市街地の路地や空きビル、群馬県民会館が物語の舞台として使われ、前橋の空気感そのものが作品の一部となっている。単なるロケ地提供にとどまらず、街全体が制作過程に関わった形だ。

▲敷島の水道局は警察署に

 全国公開後、映画レビューサイトでは高い評価を獲得し、SNSでも感想が相次いだ。前橋シネマハウスでは上映初週から客足が伸び、ミニシアターとしては異例の動きを見せた。作品をきっかけにロケ地を巡る観客の姿も見られ、映画鑑賞が街歩きへと波及した。

▲市内の元医院を使って

アー子役のイズミ・セクシーさん登壇

 1月12日の舞台挨拶には、飯塚花笑監督と、キーパーソンとなるブルーボーイのアー子役を務めたイズミ・セクシーさんが登壇する。制作の経緯や前橋での撮影エピソード、作品に込めた視点などが語られる予定だ。

▲写真右がイズミ・セクシーさん

 ジェンダーや裁判というテーマを扱いながら、観客層が特定の世代に偏らなかった点も本作の特徴。物語が社会的題材にとどまらず、個人の生き方や選択として受け止められた結果と言えそうだ。

 前橋で生まれ、前橋の観客によって後押しされた映画が再び同じ街で上映される。見逃した人はぜひ劇場へ。

▲弁護士役で錦戸亮さんも熱演

映画『ブルーボーイ事件』アンコール上映

上映開始/1月10日(土)~

場所/前橋シネマハウス(前橋市千代田町5-1-16、アーツ前橋 上3階)

問合せ

前橋シネマハウス

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027-212-9127