interview
聞きたい
【前橋まちなか新聞▶︎101】
5代目社長の「あいうえお」
2025.12.16
前橋市中心街の個性的なお店やご主人を紹介する「前橋まちなか新聞」で掲載された記事をあらためて紹介します。新聞は元気21まえばしや、前橋まちなかエージェンシーが運営するcommなどの中心街の各施設や市内の支所、公民館、商業施設で配布されています。
SHOP
小川屋
伊藤 大介(イトウダイスケ)
中央通り商店街の真ん中、老舗呉服店『小川屋』は地域に【愛】され今年創業150年を迎えた。社是は「良品廉価」。その心は、「商売は正直に誠実に」。創業時から大切にしている精神だ。着物が大好きな5代目、伊藤大介さんは、見かけによらずチャーミング。
お客様に、「150周年に代表なんて、やりたくても出来ないよ。」と言われ、俺って【運】がいいんだ!と気づいたという。八王子市出身。幼少期は病弱だったが、高校ではアメフト部に入り、大学時代は高校生のコーチになった。アメフトを通して、努力と忍耐とコミュニケーションを学んだ。顧問の恩師とは今でもお酒を飲む仲だ。
地元を出る気はなかったが、衣料品卸会社の営業時代に担当した『小川屋』で、後の奥様に出会った。【縁】あってここへ来て、温かく迎えてもらった【恩】がある。商店街の理事長や、全国呉服小売組合の副理事長を務めるのも、商店街のお店に顔を出し、世間話をするのも、【縁】と【恩】を大切にしている証だ。
そんな伊藤さんは、「ネガティブな面もあるけど、表には出さない。きっと大丈夫だから。自分がいる空間が愉快でないと嫌なんだよね。」と笑う。地域に根付き親しまれてきた理由は、初代から受け継がれた商売の心得と、5代目が大切にしている「̇あ̇い̇う̇え̇お」にあった。
▲店内には色とりどりの着物が並ぶ
▲小川屋は明治8年創業、今年150周年を迎えた
店舗情報
小川屋
| 住所 | 前橋市千代田町2-7-15 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00-18:30 |
| 定休日 | 水曜日・たまに木曜日 |
■公益財団法人前橋市まちづくり公社
■一般社団法人前橋まちなかエージェンシー(MMA)
お問合せ:info@machinaka.agency


