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前橋市長選に店橋氏名乗り
共産党系の市民団体が擁立

2025.12.10

前橋市長選に店橋氏名乗り
共産党系の市民団体が擁立

 小川晶前市長の辞職に伴う前橋市長選(2026年1月5日告示、12日投開票)をめぐり、共産党系の市民団体「民主市政の会」は9日、新人の元市議で同党前橋地区委員長の店橋世津子氏(64)の擁立を発表した。無所属で立候補し、共産党が推薦する予定。市長選では新人で弁護士の丸山彬氏(39)が無所属での出馬を表明しており、選挙戦が確実となった。

前回は小川氏を支持

 民主市政の会は前回、2024年2月の市長選で独自候補を擁立せず、小川氏と政策協定を結び実質的に支持した。

 小川氏が既婚の男性市職員とラブホテルで10回以上にわたって会っていた問題が発覚すると、小川氏に対して公開質問状を送り、真意を質した。小川氏からの回答書には不満を示した。

 共産党は前橋市議団の中でいち早く小川氏に対する辞職勧告決議案を議長に届け出るなど、厳しく対応していた。

 店橋氏は前橋市立女子高―群馬県立保育大学校卒。 保育士を経て2001年の市議選で初当選し1期務めた。2020年の市長選に出馬したが落選。共産党前橋地区委員長。