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聞きたい
【中間集計】「辞職すべき」が過半数
小川市長アンケート
2025.10.18
前橋市の小川市長を巡り、前橋新聞mebukuが10月14日から始めた緊急アンケートの中間集計(18日0時現在)は「辞職すべき」と答えた人が51・6%で過半数となった。「続投すべき」は42・0%、「分からない」が6・4%だった。小川市長が続投を表明してからは、辞職を求める人の割合が多くなっている。アンケートは20日まで実施している。
「説明不足」は6割以上
小川市長の説明責任に関しては、「まったく果たしていない」(43・3%)、「あまり果たしていない」(16・8%)を合わせて6割以上が評価していない。
続投支持派の中にもさらに丁寧な説明責任を求める人が含まれる。
進退については4割以上が続投を支持しているが、小川市長が記者会見で続投を表明した17日15時30分以降は「辞職すべき」が60・7%と増加傾向にある。市長発言をきっかけに、反発の声が増えた可能性もある。
イメージ失墜、仕事評価
辞職を求める理由の多くは倫理的な問題。「相談の場所があまりにも不適切。子供に説明できない」(50代女性)、「前橋市のイメージを失墜させたのは明らか」(40代女性)と手厳しい声が寄せられている。
問題発覚後、庁舎外の公務を自粛していることも批判されている。「やましいことがないのなら堂々と前橋まつりに顔を出すべき」(70代男性)、「危機管理や行政機能が不全となっている」(40代男性)と責任を追及する。
これに対して、続投を支持する人たちは「男女問題で騒ぎすぎ」(30代男性)、「あくまでもプライベート。公務とは関係ない」(50代女性)と擁護する。
小川市長の実績を評価する声も多い。「17歳、15歳の子を持つ親。子育て世代としてはよくやっていると思う」(40代女性)など、特に公約に掲げた子育て対策の充実を認める人は多い。
辞職派、続投派ともに「出直し選挙」を求める声が多かった。
回答者は1823人。男性62・6%、女性37・4%。年代別では50代が29・3%で最も多く、40代(27・6%)、60代(20・0%)の順。ネットでの回答のためか70代以上の回答が少なかった。前橋市内在住は70・3%、市外は29・7%。
※このアンケートは前橋新聞mebukuがウェブ上で独自に実施したもので、統計的な世論調査ではありません。
アンケートは10月20日まで実施している。あなたの意見は?


