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まねきねこがJOYSOUND吸収
70店舗加わり800店舗視野に
2025.09.12
全国1位の店舗数を誇る「カラオケまねきねこ」を展開するコシダカホールディングス(東京都渋谷区、腰高博社長)は11月1日から、カラオケの人気機種「JOYSOUND」の直営店を運営する。まねきねこの国内703店舗(2025年8月末時点、ワンカラ含む)にJOYSOUNDの70店舗が加わり、1位を独走するとともに800店舗が視野に入った。目標とする売上高1000億円にも好材料となりそうだ。
11月1日から、ブランドは並立
コシダカホールディングスと連結子会社、コシダカSPは9月12日に開いた取締役会で、11月1日を効力発生日としてカラオケ店のJOYSOUNDなどを運営するスタンダード(東京都港区)のカラオケ店舗事業を会社分割により承継し買収することを決議、同日付でスタンダードと契約を締結した。買収費用は35億円。
JOYSOUNDは音質の良さで人気があり、首都圏を中心に店舗展開している。11月1日以降もJOYSOUNDの屋号を継続しながら、顧客特性に基 づいた分析や運営体制の効率化を通じて、まねきねことのブランドの棲み分けやサービスの統合について検討していく。
▲カラオケJOYSOUNDの外観
▲高級感あふれるVIPルームもある
コシダカホールディングスは2027年8月期を目標年に売上高1000億円を目指している。店舗展開を加速させ、2025年8月期は50店舗を新規出店した。
2024年8月期の売上高は632億6300万円で、対前年同期から86億3400万円(15・8%)増加している。今回の買収で承継する事業の2025年3月期売上高は86億9300万円。
▲コシダカホールディングスの腰高社長


