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学びたい
8月5日は「まえばし平和祈念の日」
空襲の記憶、平和への誓い新たに
2025.08.03
1945年8月5日の前橋空襲による犠牲者を悼み、恒久平和を願う日として、前橋市は8月5日を「まえばし平和祈念の日」に定めた。9月21日の「世界平和デー」までを「平和祈念月間」とし、市内でさまざまな平和事業を展開する。戦争の記憶を継承し、次世代へ平和の大切さを伝えていく。
平和への展示やワークショップ
平和祈念月間には、世代を超えた参加型のイベントが多彩に用意されている。前橋空襲や原爆の被害を伝える「平和パネル展」は8月15日まで、市役所1階ロビーで展開中。
9月1日から21日には、K’BIXまえばし福祉会館で「まえばし平和展~平和への祈り~(仮称)」を開く。平和のメッセージカードの作製や折り鶴アート、平和記念ポスター展示を行う。
昌賢学園まえばしホールでは9月13日、小学5年から中学2年を対象とした「平和を考えるワークショップ(仮称)」を行う。対話を通じて、自分なりの「平和」を見つめ直す体験を提供する。
▲多くの人が亡くなった比刀根橋防空壕跡
宗派を超えて捧げる慰霊
8月5日当日には「前橋空襲一斉慰霊」が行われる。被害の大きかった中心市街地の神社や教会と市内全域の寺院が16時50分から犠牲者の供養と平和への祈りを込めて、鐘と太鼓を鳴らす。
前橋八幡宮、正幸寺、長昌寺、橋林寺、前橋カトリック教会、前橋ハリストス正教会の6施設では16時から各施設の代表による講和が始まり、前橋学市民学芸員が空襲について説明する。
9月20日には、K’BIXまえばし福祉会館で「前橋市戦没者追悼式」を開く。すべての戦没者に哀悼の意を表し、恒久平和を誓う場となる。
▲前橋八幡宮
前橋空襲説明、講和実施6施設
前橋神明宮(前橋市千代田町1-13-16)
前橋八幡宮(前橋市本町2-9-21)
正幸寺(前橋市三河町1-19-37)
長昌寺(前橋市紅雲町1-9-14)
前橋カトリック教会(前橋市大手町2-14-6)
前橋ハリストス正協会(前橋市千代田町1-4-22)


