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【冷やしラーメン食べたい▶13】
支那ソバ 雲吞 渦(うず)

2025.07.28

つけソバ 際立つ麺の旨さ

 東京・目黒の「かづ屋」の流れを汲む店。2024年9月に開店してまもなく1年経ちます。開店時はなかったつけソバをいただきに再訪しました。

 「麺を無料で大盛りにできます」と店員さんに聞かれ、「お願いします」と即答しました。自家製のストレート細麺は低加水で角刃切り。つけ麺ならするする食べられそうですから。

▲レモンは海苔で隠されていました

 想像した通り。いや、それ以上か。絹糸のように輝く麺が丼いっぱいに盛られてきました。さっそく、つけ汁に付けて。冷たい麺に熱い汁。麺の旨さが際立ちます。大盛りも楽勝ですね。

 つけ汁は甘じょっぱく、カエシと香味油の風味を強く感じます。動物系よりも煮干しや昆布、シイタケから取った和出汁が強調されます。

▲喉越しのいい麺。蕎麦のようにズズーと

 具は細切りされたチャーシューとメンマがあらかじめつけ汁に入っています。チャーシューと出会い、蕎麦でなくつけ麺であることを確認できます。

 後半は麺にレモンを絞りますよ。これがすごい味変の武器に。さっぱりして最後まで飽きることなく食べられます。

熟成したカエシが命

 蕎麦湯入れに入ったスープ割りをつけ汁に入れると、出汁の香りが立ちます。天草大王の鶏ガラや豚ゲンコツから抽出した豊かな旨みも加わり、お替りしたいくらい。完食、完飲しました。

 

▲プリップリなワンタンが5個入り

▲本場を凌ぐ本格派の魯肉飯

 初来店の相方が注文したワンタン麺は相変わらずの旨さだったようで感動していました。

 魯肉飯(ルーローハン)も甘さ控えめで八角が効いていて、「本場の台湾で食べたのより美味しかった」と絶賛していました。

 帰り際、店主の北見憲一郎さんに挨拶し、つけソバを絶賛しました。「カエシを3カ月熟成させます。8月過ぎは提供できなくなるかもしれません」との衝撃発言。早く、仕込んでおいてください。

店舗情報

支那ソバ 雲吞 渦(うず)

お問合せはこちら
070-1472-5327
住所 前橋市元総社町1251-1
営業時間 10時~15時(売り切れ次第終了)
定休日 水曜