gourmet
食べたい
最高部位を焼いて揚げて煮て
「焼肉奉行」改め「肉割烹」として、2025年4月に再出発しました。2年間の奉行勤めを修了した店主、萩原聡志さん。体も一回り大きくなり、どんな進化を遂げたのか。この舌で確かめてみましょう。
▲前菜は生ハムクリームメロン、サラダ、南高梅のキムチに枝豆の冷製すり流し
前菜からお見事です。枝豆の冷製すり流し、南高梅の自家製キムチ。どれも食欲を増加させる逸品です。
料理に先立ち肉を塊ごと披露します。すべて赤城和牛の最高の部位。入手困難な黒タン、シャトーブリアン…。期待で腹がもとい胸が膨らみます。
▲サーロインとウニ。贅沢すぎる巻き物です
サーロインはネギトロ巻きに。上に生ウニを乗せる豪華さに目も舌もやられます。
ここで焼き物がきます。直前に切り分けた黒タンを分厚く切って炭火焼きに。九条葱と塩昆布の味付けがタンの旨みを引き出します。
▲黒タンの炭火焼き。手前のタン下部分も歯応えがあります
お次は揚げ物。何と、シャトーブリアンでトンカツを作り出しました。トーストした食パンに挟んでカツサンドに。最高級のヒレの中心部にある超希少部位。レアで揚げたカツは本当にとろけそう。
▲究極のカツサンドを切り分けます
煮込みが続きます。タン先を3日間煮込んだタンシチューです。タンはほろほろ。親しみやすい味のデミグラスソースの隠し味は八丁味噌とか。
▲タンシチュー。八丁味噌が味に深みを与えます
再び焼き物に。ハラミを新玉葱ポン酢でさっぱりと。肉々しさを堪能しましょう。
▲ハラミはステーキに。ソースも旨い
もうお腹いっぱいですが、すごい〆がありました。ユッケ茶漬け。肉の上から鰹節の一番出汁を掛けます。出汁に肉の旨みが加わり、もう最高。究極のお茶漬けと言っていいでしょう。
▲ユッケの乗ったご飯に一番出汁を掛けます
最高の牛肉 最高の料理に
焼肉店の店長を務めた萩原さんは焼き過ぎて肉を台無しにされることが我慢できず、奉行が仕切る焼肉奉行を2023年4月に開きました。
「生産者が愛情こめて育てた最高の牛肉をもっと美味しく食べてほしくて『割烹』にした。夢がかないました」。新店にかける情熱を熱く語ります。
▲デザートは小玉スイカと巨峰でした
店舗情報
肉割烹 はぎわら
- お問合せはこちら
- 090-2209-3930
| 住所 | 前橋市千代田町1-6-17 |
|---|---|
| 営業時間 | 18 時~24時 |
| 定休日 | 月曜、火曜 |




