gourmet
食べたい
うどん屋さんが大変身
昼はうどん、夜はスナックの二刀流。さらに幻の“刀”がありました。2カ月に1度、3日間だけ昼がスパゲッティーの店に。基本は赤唐辛子とニンニクのトマトソース。クセになるらしく、熱烈なファンは「中毒の日」と呼び、待ち焦がれています。
トマトバジルに粉チーズをトッピングしました。店主の新津裕也さんがうどんを茹でる大釜でスパゲッティーを茹でています。頭にタオルを巻いて。何だかいつもより楽しそう。
▲トマトとバジル。最高の巡り合わせです
「お待ちどうさま」。皿が置かれると、もう、ニンニクの匂いがプンプン。トマトの赤とバジルの緑が鮮やかなコントラストを描いています。
まずは、トマトだけで。酸味と辛みが際立っています。さっぱりして刺激的で。隠し味程度の甘味はタマネギからでしょうか。具はソースに溶け込んで見えません。実にシンプルです。
スパゲッティーの茹で加減も申し分なし。アルデンテに仕上がっています。
▲辛くないスパゲッティーもあります。写真はタラコクリーム
爽やかなトマトとバジル
バジルソースを絡めていただきましょう。清涼感がぐっと増します。夏向きの味です。
辛さは後から追っかけてきます。それほど辛くないと油断していました。そこで、チーズの出番。ぐっとマイルドになります。
▲チーズをたっぷりかけて
スパゲッティーを食べ終えるころ、「ソースを付けて食べてくださいね」と焼きたてのバゲットをサービスしてくれました。こんな美味しいソース、残せませんよ。皿をきれいにします。
▲残ったソースにバゲットを付けて
新津さんは実は高崎市内にある超人気スパゲッティー店の立ち上げ時に店長を務めていたそうです。言われてみれば、「〇らっぱ」の味に似ています。
「本当はうどんより、こっちの方が好き」とスパゲッティー店に変えたことがありましたが、常連さんの猛反発に遭い1カ月で撤退しました。「中毒の日」はささやかな抵抗でしょう。
実施日は店のインスタをチェックしてください。
▲とにかく陽気な店主、新津さん
▲夏に人気だった冷汁うどん
▲季節の野菜天ぷらもあります
店舗情報
麵打坊 じゃんぼ
- お問合せはこちら
- 027-289-0898
| 住所 | 前橋市小相木町102-8 |
|---|---|
| 営業時間 | 11時~14時、17時~22時 |
| 定休日 | 火曜夜、水曜 |




