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食べたい

鳥松
新前橋は串焼き天国

2025.01.15

焼とん全部食いしました

 JR新前橋駅周辺は実は串焼き天国。縄のれんを掲げて半世紀の老舗に久しぶりに行ってきました。
 もつ煮豆腐と焼鳥を全品注文しました。全品150円という安さ。焼鳥といっても豚肉、焼とんです。もちろん、ビールも行きますよ。

 味噌味のもつ煮は生姜が効いています。もつがでかっ。七味を多めに振って温まりましょう。ビールは瞬殺。以後はホッピーの白でやります。

▲モツのこの大きさといったら。しかも柔らか

 焼とんの第1陣が到着しました。タン、ハツ、レバー。基本的にすべて塩です。どれも1番上の“兄さん”が極めてでかく、ネギを挟んだ“弟たち”は小ぶり。兄で食べ応えを楽しみ、弟で余韻を楽しみます。

 第2陣はカシラと中トロ。こちらはタレにしました。カシラは噛むごとに肉の旨みが伝わります。中トロはもつ煮と同じ小腸。うん、旨いね。

▲▼焼とんの塩とタレ。お好みでどうぞ

 追加注文したレバニラ炒めと馬刺しがきました。
 レバニラはニラがたっぷりで、モヤシは少なめの珍しいタイプ。レバーはかりっと焼き上がり、甘じょっぱいタレに絡まれて酒が進みます。
 馬刺しは赤身でした。部厚く切ってあり、弾力がすごい。脂身がなく淡白。それでありながら噛むほどに甘みが口いっぱいに広がります。これも旨いし安い。

▲クリスビーなレバーとたっぷりなニラ

▲馬刺しはショウガ、ニンニクどちらでも

 さて、焼とんの最終便がやってきました。ガツ、コブクロ、ナンコツの食感最高の3兄弟。塩です。やっぱり長兄はどでか。食べ応えありますね。クセのあるコブクロも抵抗なく食べられました。新鮮ですね。

▲個性はぞろいの第3陣

縄のれんを繋いで半世紀

 〆は名物と言っていい焼きそば。細麺をしっかり焼き、味付けは薄味。でも、皿の下にはウスターソースがたっぷり。好みで絡めていただきます。

▲細めの硬い麺が独特な焼きそば

 店は初代の女性店主が40年、2代目の男性店主が10年営業しています。襷を繋いで半世紀。新前橋のオアシスとなっています。

▲先代の時に作られた鳥松小唄が飾られています

店舗情報

鳥松

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027-253-0981
住所 前橋市新前橋町18-18-30
営業時間 17時~23時
定休日 日曜、祝日