糸井さん１日図書館長に
「本をたくさん読んでね」

　ハロウィンの髪飾りを付けた糸井さんはカウンターに立ち、借りたい絵本を持ってきた子どもたちに「いっぱい読んでね」と優しく声を掛けた。

　糸井さんが日本語版を翻訳している人気の謎解き絵本『ミッケ！』を持ってきた子を見つけると、「この人がこの本を書いたの」とうれしそうに声を掛けた。

　この日は英会話教室の講師によるおはなし会があり、ハロウィンの仮装をした子どももいて、「何とかランドに来たみたいだな」とうれしそう。

　お薦めの本を尋ねられると、「『パンどろぼう』かな。みんな知っているでしょう」と即答。ブックフェスの話にふれ、「本は読む人がいればずっと生き続けます。すごいものなの。本を集めただけであんなににぎわうんだから。お父さん、お母さん、一緒に本を読んであげてください」とお願いした。

　糸井さんが１日館長を務めたのは２年前のブックフェス以来２度目。業務を終えると、気さくに写真撮影に応じたり、サインを書いたりした。