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遊びたい
前橋BOOK FESが開幕
5万冊超が新たな持ち主に
2024.10.19
「前橋BOOK FES2024」は10月19日開幕、20日までの2日間、前橋市中心街に全国から本好きが集まる本の祭典が開かれる。「本のやりとり」を楽しみ、糸井重里さんと漫画家、あだち充さんのトークショーやまちづくりをテーマにしたトークセッションに耳を傾けた。
対話楽しみ、朗読を披露
オープニングイベントでフェスの言い出しっぺであるエグゼクティブ・ディレクター、糸井重里さんが「開会を宣言します」と呼び掛けると、会場からは「オー」と「意味もなく力強い」(糸井さん)声が掛かった。
糸井さんは「3回目もできる気がします」と気持ちよさそうに挨拶した。
中央通りと弁天通りには全国から送られた5万冊超の本に加え、個人やグループの出展者40組がだれかに読んでもらいたい本を持ち込み、一大古本街となった。
伊佐友理子さんは茶道の仲間とブースを出し、絵本や子育て、フラワーガーデンに関する本を提供した。「新たな持ち主が『孫に読ませたい』『保育に感心があります』と話してくれる」と楽しそう。
前回に続いて出展した岡野文俊さんは「自分で50冊用意したけど、仲間が次々に持って来てくれて減るどころか、増えてしまう」と苦笑いしていた。
演劇プロデューサーの中村ひろみさんは演劇に関する本や絵本を並べ、リクエストに応じて本の朗読を披露した。
ブックフェス最終日の20日は10時から17時まで開かれる。
前橋プラザ元気21では糸井重里さんと作家の岸田奈美さん、石田雄大さんのトークショー、中央イベント広場ではプランニングディレクター、染谷拓郎さんのトークショーと永田ジョージさん、玉城ちはるさんのミニライブが開かれる。