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赤城の恵に卵とプリン
2品目を同時に認定

2024.09.12

赤城の恵に卵とプリン
2品目を同時に認定

 地産地消、安全・安心に取り組み、品質の優れた農林水産物や加工品を対象とした「赤城の恵ブランド」に新たに2品目が加わった。赤城南麓で希少な純国産鶏を昔ながらの飼育法で大事に育てた「千代の厳選卵」と千代の厳選卵の黄身だけを使ったプリン「黄身だけ濃厚ぷりん」。卵そのものと加工品が同時に認証された。

純国産鶏を独自の餌で平飼い

 千代の厳選卵は1961年創業の後閑養鶏園(前橋市粕川町膳)が生産している。国内で4%程度といわれる純国産鶏にこだわり、鶏の糞を加えた堆肥で栽培した農作物を配合した独自の餌で育てている。

 濃厚な黄身が特長。殻の色がピンクで焼き菓子や玉子焼きに合う「さくらたまご」と卵かけご飯に最適な「もみじたまご」の2種類ある。自社直売所をはじめ、道の駅まえばし赤城やスーパーなどで販売している。10個入りで380円~440円。問い合わせは後閑養鶏園(☏027-285-4125)へ。

▲千代の厳選卵。手前が「さくら」、奥が「もみじ」

▲厳選卵の魅力を語る後閑養鶏園の齋藤ゆかりさん

黄身だけ使い濃厚な味わい

 「黄身だけ濃厚ぷりん」はたか房(前橋市三俣町)が2021年から製造している。卵本来の美味しさを感じられるよう、千代の厳選卵の黄身だけを1瓶に2個以上使用。沖縄県と鹿児島県産のきび糖で自然の甘みを出している。

 カラメルが別添えになっており、まずはプリンをそのまま味わい、好みで甘さを追加できる。道の駅まえばし赤城やスーパー、オンラインで販売している。470円。問い合わせはたか房(☏027-289-9640)へ。

▲「黄身だけ濃厚ぷりん」。素晴らしく濃厚です

▲濃厚ぷりんのこだわりを説明する鈴木さん

20日から赤城の恵販売会

 赤城の恵ブランドは安全・安心で品質の高い前橋産の農林水産物や加工品を対象に認証している。2010年11月に創設、今回を含めて50品目となった。

 赤城の恵に認定された生鮮食品や加工品を集めた「赤城の恵 特別販売会」が9月20日から23日まで、前橋スズラン地下食品祭事コーナーで開かれる。10時~19時(最終日は17時)。

 新たに認定された後閑養鶏園を含む6事業者が出展、卵や有機野菜、果物、ワイン、ハム、漬物を販売する。