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真空ジェシカ M-1決勝進出
ボケの川北さん「完全優勝を」
2023.12.09
若手漫才師日本一を決めるM-1グランプリの決勝に真空ジェシカが3年連続で進出することが決まった。ネタ作りとボケ担当の川北茂澄さんは甲子園で史上初の完全試合を達成した前橋高校の主将、川北茂樹さんの長男。「父が完全試合のメンバーなので、僕はM-1で完全優勝を達成したい」とともに慶応ボーイの親子2代での偉業達成を狙っている。
父は甲子園史上初の完全試合
真空ジェシカは川北さんが慶応大、ツッコミのガクさんが青山学院大で学生芸人として活動、大学在学中の2011年に結成した。
川北さんは1989年、埼玉県生まれ。中学生時代からお笑い芸人を目指していた。父親譲りで趣味は野球観戦。2002年のセンバツ甲子園に前橋高が出場した際は、親子でアルプススタンドから声援した。
2年連続で決勝、3度目の正直を
M-1には2015年から出場、2021年、22年と続けて決勝進出を果たした。3回目となる今年、悲願の優勝を狙う。
M-1は2001年から始まり、途中の休止を挟み、今回で19回目。プロ、アマ問わず結成15年以内のユニットが出場できる。歴代優勝者には初代の中川家をはじめサンドウィッチマン、ブラックマヨネーズがおり、トップへの登竜門となっている。
今回は史上最多の8540組がエントリー、8月から予選を行ってきた。決勝は12月24日にあり、準決勝を勝ち抜いた9組と当日にある敗者復活戦の勝者1組の計10組で争われる。優勝賞金は1000万円。
『昭和高校球児物語』を書籍化
父の川北茂樹さんは高校時代を回顧した『昭和高校野球物語-前高 完全試合のキセキ-』を執筆、前橋新聞「me bu ku」Web版で77回にわたって配信している。来年3月に書籍化の予定。
真空ジェシカのM-1決勝進出について、「結果を気にせずに、スタイルを貫き通すしかない。『まーごめ』」と決め言葉を使ってエールを送っている。