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だんべうどん
初めての「冷やしたぬき」

2023.08.29

小麦と野菜の美味しさ実感

地粉を石臼で挽き、小麦の香りを大事にするため寝かせることなく、打ちたて、切りたて、茹でたてで提供します。いつも肉汁かカレーの二者択一。残暑厳しい折、夏限定の「冷やしたぬき」にしました。

揚げ玉のほか、キュウリとニンジンの千切り、コーン、ミニトマトとワカメが飾られています。「お好みで甘酢をかけてください」と店主の青木晶宣さんが小瓶を持って来てくれました。味変に使いましょう。

▲夏の味「冷やしたぬき」。野菜もたっぷり

まずはうどん。前橋市内で最も極太でコシの強いうどんです。熱い汁にはよく合いますが、冷やしはどうか。顎が疲れるかな。と心配しつつ、ひと啜り。

まったく問題ありません。コシはしっかりありながら喉越しもまずまず。

優しく食べやすくなったうどん

何だか、うどんが優しくなった感じです。汁に絡みやすいよう極太あり、中太あり、中細ありの乱切りにしていますが、以前に比べ極太が少なくなりました。賛否あるでしょう。でも、支持層は広がりそうです。

▲ごぼう天を追加しました。細切りで食べやすい

▲ごぼう天を載せてみました。冷やし天ぷらうどんです

汁はやや酸味が効き、すっきり夏向き。夏野菜も地場のものでしょう。新鮮で野菜の旨みを感じます。

揚げ玉も天ぷらの残りではなく、わざわざ冷やしたぬき用に揚げているとか。油がくどくなく、汁に溶け出して旨味を加えます。揚げ玉の粉も石臼挽きの地粉とはこだわっていますね。

最後は甘酢を2周かけて酸味を増します。汁も濃くないので飲み干せました。

▲開店以来動き続けている電動の石臼挽き製粉機

2000年7月に開店、全国初の石臼挽きうどんの店として注目を集めました。テレビで紹介されることもあり、休日には県外からもうどん好きが集まります。

厨房は2代目の利徳さんが中心になり、ご両親と一緒にさらに進化させています。

▲定番の肉汁うどん。ほとんどのお客さんが注文します

▲熱々のカレーうどんは夏場も出ます

店舗情報

だんべうどん

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027-288-6857
住所 前橋市富士見町時沢860-3
営業時間 11時30分~13時30分、17時30分~18時30分
定休日 火曜、月曜夜