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安心安全な農産物が集まります
敷島公園で毎月第二土曜に「ノマド市」
2023.03.11
新鮮野菜や農産加工品のマルシェ「ノマド市」が敷島公園のフリッツ・アートセンター敷地内で毎月第二土曜の10時から14時まで開かれている。始まりは10年前の2013年、前橋中央イベント広場が会場だった。2021年から敷島公園に場所を移動。爽やかな緑の中で、農に関わる人と市民の温かい交流が続いている。3月11日に行われたノマド市の様子をリポートする。
カリンの木の下に8店舗が出店
「ノマドとは“農の窓”の略語です。農業に関わる人と消費者を結ぶ場所にしたいと思って名付けました」と主催者である「すぎな農園」(前橋市富士見町)の竹渕進さん、智子さんご夫婦。10年前からよほどの悪天候ではない限り、毎月第二土曜に開き続けてきた。リピーターもどんどん増えている。
この日はカリンの木がシンボルのフリッツ・アートセンター中庭に8つの店舗が並んだ。農薬や化学肥料を極力使わず育てた安全安心な野菜や米、卵。漬物やスプレッドなどの加工品、草木染や泥染めの手作り小物などを販売する店もある。
試食が多いのもノマド市の魅力。
「これ、食べてみて」、高崎市の「みずき彩菜」の丹羽牧人さんがタッパーを差し出してくれた。中には生のニンジン、茹でた菊芋、チーズ焼きのビーツが入っている。ニンジン、菊芋に臭みはまったくなく、後味が爽やか。ビーツは「こういう食べ方もあるのか」と驚くほどチーズと相性が良い。
「焚火屋さん」のその場でつくる生化粧水、「だるまだるま」のオーガニックのお茶やグルテンフリーおやつ、「はるな山麓 農cafe」のカラフルな大豆菓子、オーナーさんと話をしながら珍しい商品を買い物するのは楽しい経験。
オリジナル変態スプレット、香奮グリッシーニなど商品名が個性的なのは伊勢崎の「万寺」。音楽好きのオーナーさんはギターの弾き語りで、ドボルザークの「遠き山に日は落ちて」を聞かせてくれた。
次回の「ノマド市」は4月8日(土)10時から14時まで、敷島フリッツ・アートセンターの中庭で行われる。小雨決行。アットホームなマルシェにぜひ足を運んでみてはどうだろう。
問合せ先
すぎな農園
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