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小原玲さんの遺作『エゾモモちゃん』
発売記念し都内で24日から写真展
2022.11.21
動物写真家、小原玲さん(前橋高出身)の遺作集『森の小さな天使 エゾモモちゃん』の発売を記念して、東京・紀尾井町で11月24日から、写真展「『モフモフwaカワイイ』天国からの贈り物」が開かれる。エゾモモンガやアザラシの赤ちゃんなど、かわいらしい動物の写真パネルを70点展示する。
シマエナガやアザラシの赤ちゃんも
愛くるしい写真でアザラシブームを巻き起こした小原さんは地球温暖化でアザラシの撮影が困難になると、主たる撮影の舞台を北海道に移し、シマエナガやエゾモモンガをカメラに収めた。
末期がんを宣告されながらも昨年秋、写真集製作のためエゾモモンガの撮影を始めたが、11月17日、網走市内の病院で息を引き取った。
写真集は妻の堀田あけみさんや長男の真斗君の協力で完成、11月16日発売された。
写真展は小原さんが命を削りながら撮り続けた動物の写真を見て、写真を通して訴えかけてきた地球環境や身近な環境の問題に関心を持ってもらおうと、出版元の講談社ビーシーが主催する。
最後の写真となったエゾモモンガ、シマエナガ、アザラシの赤ちゃんのかわいらしい写真パネルが並ぶ。
小原さんは1961年、東京都生まれ。5歳から渋川市、吉岡町に転居、前橋高時代から本格的に写真を始めた。茨城大人文学部卒。
カメラマン故小原玲 メモリアル写真展
「モフモフwaカワイイ」天国からの贈り物
・期間 11月24日(木)~30日(水)(26、27日は休館)
・時間 10時~17時
・会場 セレモニア紀尾井町本社セミナールーム(東京都千代田区紀尾井町3-12、紀尾井町ビル6階)
・入場 無料