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食べたい

モン・コナモン
オール前橋で作るフロランタン 

2022.10.21

HUTTE HAYASHIの福豚ジャーキー入り

小麦粉は前橋産の「さとのそら」、卵は下細井町の「つのだ養鶏場」の平飼い卵、牛乳は総社町の「タカハシ乳業」の低温殺菌牛乳。「前橋以外の材料といえば砂糖とアーモンドパウダーくらいですね」とモン・コナモンのオーナー、天川丈生さんは言います。

このオール前橋の原材料でつくるスイーツ「大人のTONTONフロランタン」と「めっちゃ抹茶フロランタン」が人気を集めています。購入できるのは前橋市役所地下1階の売店と前橋駅構内にある「ヴェントまえばし」だけ。

ちなみにフロランタンとは、サブレ生地にキャラメルでコーティングしたナッツ類を乗せて焼いたフランスのお菓子です。

▲ひと口大で食べやすい

大人のTONTONフロランタンの生地には、赤城山麓にある「HUTTE HAYASHI」の福豚ジャーキーを粉末にして混ぜています。確かに豚肉の旨味や塩味をほのかに感じます。これはお酒のつまみになりそう。

「浜松のうなぎパイにインスパイアされました。うなぎがパイになるのなら、豚肉がお菓子になってもいいのでは」と思って開発したと言います。

▲インパクトあるパッケージ

めっちゃ抹茶フロランタンには、まちなかの「山都園」さんが厳選した高級抹茶を惜しみなく練り込んでいます。こちらは、ほろ苦さがクセになる、罪なお味です。

いかぴっちゃんの復活を

天川さんはかつて、キッチンカーを駆使して「いかぴっちゃん」を販売、「いかぴっちゃんキング」という店も出しました。しかし、オリジナルソースの作り方を教えてもらう前に師匠が急死。「試行錯誤でソースを作り、95㌫は完成。でも5㌫を埋められないんです」。

そこで、心機一転、お菓子作りに業務転換したそう。天川さんは線維筋痛症という難病を抱えているため、作業できるのは週に2、3日。お菓子も美味しいけれど、いかぴっちゃんの復活、なんとかならないでしょうか。いかぴっちゃんファンとして熱望しています。

 

▲ピカピカに磨き込まれた工房に立つ天川さん

店舗情報

モン・コナモン

お問合せはこちら
027-289-3188
住所 前橋市敷島町242-9(工房)
※販売は前橋市役所地下売店と前橋駅構内「ヴェントまえばし」