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鉛筆で描く繊細なアート
前橋のリフォーム会社で個展

2026.10.25

鉛筆で描く繊細なアート
前橋のリフォーム会社で個展

 前橋市の住宅リフォーム会社「リーテック」で10月25日、大分県中津市の鉛筆画家、岩尾恵美さんの個展「暮らしの中で楽しむ鉛筆画展」が始まった。人物や動物、草花を鉛筆だけで繊細に描いた作品が並び、モノクロームならではの奥深い表現を楽しめる。31日まで。入場無料。

大分の岩尾さんが30点出展

 会場は岩尾さんの長男、京慈さんが経営する会社の2階。
 自身がファンという矢沢永吉さんや鈴木亮平さんをはじめ、犬や猫、花など幅広い題材の作品を展示している。京慈さんが好きな漫画「キングダム」など、アニメの一場面を切り取った作品もある。
 作品の大きさはB5判からB2判まで。Hから6Bまでの鉛筆を使い分け、1作品の制作に15時間から50時間以上を費やすこともあるという。

▲お気に入りの大作を示す岩尾さん

 鉛筆画の魅力について、岩尾さんは「鉛筆と消しゴムと紙だけで、多彩な作品を制作できる」と手軽さを挙げる一方、「モノクロなのに絵を観る人によって、さまざまな色が浮かび上がる。モノトーンが無限に広がっていく」と、その奥深さを語る。

 基本は黒鉛筆だけで描くが、足の指にマニキュアを塗るように赤鉛筆を加えたり、子どものほほをピンク色にしたりと、遊び心を加えた作品も見どころだ。

前橋からの移住者がいる中津市

 岩尾さんの地元・中津市には、かつて前橋市内にあったダイハツ車体の工場が移転したことに伴い、転居した人も多い。

 「娘の同級生も前橋出身。息子も暮らし、縁のある前橋で個展を開けるのはうれしい。まだ、マイナーな鉛筆画の魅力を多くの方に知ってほしい」と来場を呼び掛けている。

地域の作家に会場を開放

 会場となる2階は、同社が打ち合わせ用に設けたものの、ほとんど使われていなかったスペース。

 京慈さんは「母の鉛筆画をより多くの方々に知っていただくことを主な目的としておりますが、展示会を通じて地域の皆さまとの交流を深め、弊社のことも知っていただくきっかけになればと企画しました」と説明する。

▲お気に入りの「キングダム」の作品を手にする岩尾社長

 会場には個展終了後も作品を常設展示するほか、地域の作家の発表の場として開放する。

「暮らしの中で楽しむ鉛筆画展」

お問合せはこちら
027-289-5762(リーテック)
・会期 2026年10月25日(日)~10月31日(土)
・時間 10時~18時
・会場 リーテック2階
前橋市北代田町606-2
・入場 無料