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絶対領土とは何か問う
日加アーティストが前橋集結
2026.06.10
国内外のパフォーマンスアーティスト10人が参加する国際アートプロジェクト「R8:絶対領土 ¿Absolute Territory?」が6月11日、12日の2日間、前橋市千代田町の裏ノ間で開かれる。結成30周年を迎えたカナダ・トロントのアーティスト集団と日本の作家が共演し、多文化共生社会や個人の存在をテーマに身体表現を展開する。
ティーパック初来日公演
前橋を舞台に行われる同プロジェクトは、日本のパフォーマンスアート団体「Responding Performance Art Initiative(レスポ)」と、カナダ・トロント市の「Toronto Performance Art Collective(ティーパック)」による国際交流企画。ティーパックにとっては結成30周年を記念する初来日公演となる。
企画タイトルの「絶対領土」は、個人の存在を一つの「領土」として捉え、その尊厳や自由について考える試みから名付けられた。主催者は、戦争や分断が続く世界情勢の中で頻繁に使われる「絶対」や「領土」という強い言葉をあえて用いることで、多様な価値観が共存する社会のあり方を逆説的に問い掛ける。
独創的な作品を発表
パフォーマンスアートは演劇やダンス、美術などの枠組みにとらわれず、身体そのものを媒体として表現する芸術活動。アーティストと観客が同じ空間を共有しながら体験をつくり上げる点に特徴がある。
レスポは「社会のリアルに対して十人十色の感性で自由に応答する手段としてのパフォーマンスアート」を掲げて活動。観客とアーティストが同じ場の空気を共有する新たなコミュニティづくりを目指している。
参加するのは村田峰紀さん、前田穣さん、たくみちゃんさん、宮森みどりさん、武谷大介さんのほか、カナダからジョハナ・ハウスホールダーさん、ポール・クイヤールさん、ジェームズ・ノットさん、シャロン・T・ウェバー=ヘファーナンさん、キエラ・ボルトさん。多彩なバックグラウンドを持つ作家たちが独創的な作品を発表する。
ティーパックはLGBTQ+メンバーを含む多様な活動で知られ、カナダを代表するパフォーマンスアート集団の一つとして評価されている。
絶対領土 ¿Absolute Territory?
会場:裏ノ間(前橋市千代田町4-1-2)
日時:6月11日、12日 18時~21時
入場料:1000円(各日)


