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世界と繫がる前橋に
国際芸術祭成功へ決起集会

2026.05.15

世界と繫がる前橋に
国際芸術祭成功へ決起集会

 前橋国際芸術祭(2026年9月19日~12月20日)を成功させようと、メイン会場の一つであるアーツ前橋で5月15日、前橋市を拠点とするアーティストや関係者が集まり決起集会を開いた。前橋を舞台にした初の国際イベントを機に、「世界と繫がる前橋にしよう」と誓い合った。

出演者と裏方、地元組が団結

 「前橋が前橋であるための最後のチャンスになる」。集会の冒頭、実行委員長と総合プロデューサーを務めるジンズホールディングスCEO、田中仁さんは気を引き締めて参加者に訴えかけた。

 前橋市のまちづくりのビジョン「めぶく。」が策定されてからの10年を振り返り、「頑張ってきたが、都市間競争では現実的に負け組。今後、1、2年、さらにネガティブな状況に陥る恐れがある」と前橋が置かれている厳しい状況を冷静に分析した。

 この上で、「表現力を持っている地元のアーティストに期待している。世界と繫がる前橋にみんなで盛り上げよう」と協力を求めた。

▲地元の底力に期待する実行委員長の田中さん

「めぶく。」企画が続々

 決起集会には芸術祭に参加する地元アーティストに加え、実行委員やボランティアといった裏方に回る人を含め80人が参加した。

 身体感覚を研ぎ澄ました圧倒的なパフォーマンスを繰り広げる村田峰紀さんが体全体を使い、唸りながら「カ・ン・パ・イ」と発声、半年を切った芸術祭に向け士気を高めた。

▲「乾杯」をパフォーマンスする村田さん

 アーティストからの報告もあり、前橋シネマハウス支配人の日沼代大樹さんは「『めぶく。』映画がテーマ。世界の映像を上映する」と予告した。

▲ペルーの映画などを上映する日沼さん

 弁天通りでアートスペース「ヤーギンズ」を運営する八木隆行さんは「弁天通りをステージに演劇をする」と発表。前橋市職員で中心街の空き家活用に尽力している田中隆太さんは「6月から仲間とともにオリジナル屋台で街を練り歩いてトークイベントを開き、本を作りたい」と語った。

▲弁天通りに出展する八木さん(右から2人目)ら

▲計画を発表する田中さん(右)

 前橋市未来創造部長の原田陽一さんは田中さんの挨拶を受け、「負け組が勝ち組になるターニングポイントになるイベントに育てたい」と意欲を示した。

 会場には高校生や市民のボランティアも参加、アーティストや関係者と交流を深めた。

▲原田さん(中央)ら前橋市幹部