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時沢大根 復活させよう
前橋市ふるさと納税返礼品に
2026.02.26
赤城南麓で暮らす仲間たちが情報交換する「赤城山ミーティング」は2月26日、前橋市富士見町時沢の安楽寺不動堂広場で開かれた。地元の時沢大根復活プロジェクトの会員が活動を報告、3年後に時沢大根を前橋市のふるさと納税の返礼品に採用されるよう栽培を拡大していく計画を発表した。
発祥の地でプロジェクト紹介
時沢大根復活プロジェクトの会長、奈良清さんが時沢大根を手にしながら、「スマートで白い。煮物にもいいし、たくあん漬けに適している。毎年、10㌔の樽で100樽作っているが、評判がいい。直売所に出すとすぐに完売し、伊香保の旅館でも評判がいい」と説明した。
▲時沢大根をPRする奈良さん(右)と嶋崎さん
続いて、時沢大根を栽培している農業法人こうづけの里の代表、嶋崎剛志さんがプロジェクトの活動を紹介した。
不動堂の縁日の今年1月8日に時沢大根を奉納したことにふれ、「時沢地区のオフィシャルブランドとなった。3年後の2029年1月8日か8月28日が不道明王像の30年に1度の御開帳にあたり、これに合わせてふるさと納税の返礼品に採用されることを目指す」と目標を示した。
▲3年後、30年ぶりに本尊が御開帳される不動堂
赤城山の仲間が集う
赤城山ミーティングは前橋移住コンシュルジュの鈴木正知さんを核に赤城南麓で挑戦を始める人たちを繋ぐため不定期に開いている。
新たに移住してきた高田めぐみさんと山﨑寛代さん、フードコーディネーターの金澤亜希子さんが参加、3人とも時沢大根の栽培や調理に関心を示していた。
▲移住者を繋ぐ鈴木さん
▲福岡出身の高田さん
▲テレビリポーターでも活躍する山﨑さん
▲時沢大根ファンの金澤さん
時沢大根
旧富士見村時沢地区で江戸時代から栽培されている在来種のダイコン。たくあん漬けで知られる沢庵和尚が前橋藩主に薦め、領内のダイコンの品評会を開いたところ、不動堂村(現在の時沢地区)のダイコンが最高の評価を受け、栽培が盛んになったとされる。第二次世界大戦中は海軍に納入され、昭和30年代までは首都圏にも多く出荷されていた。栽培に手間がかかり大量生産できないことから生産量が減少、一時は「幻のダイコン」と呼ばれた。富士見商工会が中心となり、残っていたが種子をもとに復活に取り組み、2009年に有志による時沢大根復活プロジェクトを発足させ普及に努めている。


