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寄席のプリンセスが前橋に登場
蝶花楼桃花が独演会で魅せる
2025.11.22
女流落語の歴史を変えるとも噂される、若手噺家のホープ・蝶花楼桃花が12月7日に前橋で独演会を開く。舞台や映画、テレビでも活躍し、真打昇進後は寄席界で話題が途切れない実力派だ。充実期を迎える“いま”の桃花の高座を楽しめる。10組20人に読者プレゼントもある。
「笑点」レギュラーの若手実力派
蝶花楼桃花の歩みは、常に“挑戦”とともにある。
春風亭小朝に入門し前座修行に入った後、二ツ目では寄席の舞台に立つ一方で、独演会を連日行い、全国を巡った。さらに海外でも高座に上がり、落語家としての幅を広げてきた。
舞台や映画など落語以外の表現にも触れ、その経験が高座の呼吸にも影響を与えている。人物の動き、間の取り方、視線の使い方——外の世界で磨いた感覚が落語の中に息づいている。
2022年の真打昇進は、その積み重ねが評価された結果だ。歴史ある「蝶花楼」の亭号を継いだ後は披露興行が続々と満員となり、女性として初の「笑点」レギュラー大喜利出演や、女性芸人のみの主任興行「桃組」の成功など、新しい扉を開く出来事が相次いだ。
24年には池袋演芸場で31日間連続ネタおろしを行い、日々新作を高座にかける力量を示した。
上手さ、可愛らしさ、華やかさを兼ね備えた“寄席のプリンセス”を、前橋の独演会で楽しめる。
シャンテ寄席 蝶花楼桃花独演会
12月7日(日) 開演 14:00(開場13:30) 大胡シャンテマルエホール
チケット 3000円


