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前橋商工会議所が新年互例会
「めぶく。」動きを進めよう

2025.01.07

前橋商工会議所が新年互例会
「めぶく。」動きを進めよう

 前橋商工会議所(金子昌彦会頭)の新年互例会が1月7日、会員や関係者220人が参加して開かれた。民間主導で個性的な街づくりが進む前橋の「めぶく。」動きを大事に育てていくことを誓い合った。

「私は前橋が大好きです」

 金子会頭は冒頭、経済情勢に触れ、原材料費やエネルギー価格の上昇に加え、人手不足が大きな足かせになっていると分析。「賃上げの原資確保のため、稼ぐ力の強化に向けた適正な価格転嫁が必須の状況にある。中小企業は生き残りをかけた自己変革が求められている」と指摘、商工会議所の経営支援、起業支援の利用を呼び掛けた。

▲金子会頭

 さらに、「『私は前橋が大好きです』と言ってくれる市民がたくさんいる。全国の視線が変わりつつある前橋に注がれている。当会議所が掲げたグリーン&リラックス構想のウェルビーイングな居心地のよい価値観を共有した街づくりを進め、めぶきを大事に育てる都市にしていきたい」と1年の抱負を述べた。

▲和服姿で来場者を出迎える金子会頭(左)はじめ、商工会議所幹部

山本知事、小川市長の「投資」

 来賓を代表して、山本一太知事と小川晶市長が挨拶、「投資」という言葉を使って重点施策を訴えた。

 山本知事はグリーンフラワー牧場や赤城山の活性化といった大型プロジェクトが前橋市で進んでいることを挙げ、「歴代の知事でここまで前橋に投資してきた人はいない」と2度繰り返したあと、デジタルクリエイティブ産業に力を入れていくとした。

▲山本知事

 小川市長は昨年2月の市長就任以来、「『子供・子育て最重点』と訴え続けた。経済対策であり、社会保障対策で、すべての市民に必要な選択。どれだけ若い世代への投資ができるのか試されている。まちなかが変わり、若者の姿が増えてきた。魅力あふれる街づくりに取り組んでいきたい」と強調した。