【前橋まちなか新聞▶︎】下町の味を
前橋のまちなかで

24年4月、中央通りにある人気の海鮮丼専門店「つじ半」の2階に「てっぱん」が開店した。もんじゃを店員が焼いてくれるスタイルで、下町の雰囲気を味わえるとあって人気を博している。店長はつじ半と兼任で周東正憲さんが担当している。「声をかけられたときに、もんじゃはやったことないけど面白そうだったから」と兼任している理由を教えてくれた。つじ半が開店してから4年間、まちなかがどう変化したか尋ねてみると「歩いている人が増えた」とポジティブな返答があった。休みの日には家族に食べたいものを聞き、それに応えるべくスーパーを回る。特にチーズインハンバーグとからあげが家族の大好物だそうだ。「料理は気持ちが大切というけど、材料を選ぶ、組み合わせを考える、それが結果として愛情なんじゃないかな」と美味しい料理を作る秘訣を教えてくれた。そんな根っからの料理人である周東さんに一番嬉しい瞬間を聞くと「やっぱりお客さまが美味しかったと言ってくれるとき」。そして「てっぱんで楽しいひと時を過ごしてほしい」と笑顔で話してくれた。前橋ではまだ馴染みの薄いもんじゃを楽しむことができるてっぱん。そんな下町名物をまちなかで楽しもう。

■公益財団法人前橋市まちづくり公社

■一般社団法人前橋まちなかエージェンシー(MMA)

お問合せ:info@machinaka.agency