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【HIROCKの目】
前橋新聞me bu ku第13号ココをチェック▶3
HIGH SCHOOL Z
2024.10.10
前橋新聞me bu ku第13号（10月14日発行）のアートディレクションを担当したハイロックによる編集後記ならぬディレクション後記。デザインを手がけたHIROCK（ハイロック）が今回の第13号をどう読むのか？ その読みどころ、楽しみどころをディレクターならではの視点で語ってもらった。
裏テーマは「エリックヘイズ」
今日ご紹介するのは今号からの新しい特集「HIGH SCHOOL Z」です。このコーナーは簡単にいうと頑張っている高校生にスポットを当てるコーナーです。
企画段階でお話をいただいて、タイトルのネーミングから入りました。高校生だから、ハイスクール〇〇とか〇〇ハイスクール、思い出したのはビーバップハイスクール…..昭和の人間です…笑。
とにかく無垢な高校生を表現するため、シンプルなものが良かったので「Z」一文字を付けました。「HIGH SCHOOL Z」….なんか強そうでしょ。Z世代という意味もありますしね。
デザインに関して自分の中の裏テーマは「エリックヘイズ」。Public EnemyやThe Beastie Boys、EPMDといったHIP HOPスターたちのロゴやアルバムジャケットを手がけたレジェンドです。ヘイズっぽいヒップホップな感じで仕上げました。70年代サウス・ブロンクスから始まったヒップホップ文化の黎明期のようなムーブメントを高校生たちに起こしてもらいたいなぁなんて願いもあります。
前橋新聞me bu ku第13号は10月14日に発行。前橋市内のお宅には新聞折り込みで配布いたします。
HIROCK
NIGO®︎氏に師事しアパレルブランド「A BATHING APE®」のグラフィックデザイナーを経て独立。20年に渡り東京・裏原宿の一大ムーブメントの中心で過ごし、ストリートカルチャーから学んだ遊び心を活かしたロゴ、グッズ、アパレルデザイン、空間デザインなどその表現は多岐に渡る。デザインワークを生業とする一方で、自身の情報サイト「HIVISION」を運営し、目利きセレクターとして雑誌やウェブマガジンでの連載、ラジオパーソナリティを務めるなどメディア各方面にグッドデザインアイテム、最新のガジェットを紹介。雑誌GQ発の「GQSHOP」のゲストキュレーターにも選ばれる。著書に『I LOVE FND ボクがコレを選ぶ理由（マガジンハウス）』。
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