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【工場見学】美味しいぺスカのドレッシング
どうやってできるの?
2024.08.17
いまや前橋を代表する味となったぺスカのドレッシング。7月にはリンゴ味が加わり、全5種類に。美味しいドレッシングはどんな風に作られているの?製造から出荷までを手掛ける前橋市上佐鳥町のドレッシング工場「ぺスカ!フレーバ!」を訪ねた。
たっぷりの野菜から出る旨味
工場といっても20畳ほどの空間。5~6人のスタッフが主に手作業で、多い日には1日1200~1300本のドレッシングを作る。前日の午後に材料を計量しておき、翌朝に製造するというのがぺスカの手順。
まずは、巨大ミキサーに玉ネギなどの野菜と、調味液を入れる。「新鮮な野菜をたっぷり使っています。初めて現場に立ったときは、こんなにたくさんの野菜を使うんだと驚きました」と4年目のスタッフ、桒原久美子さん。
ゴーゴーとミキサーの拡散する音が聞こえる。電気の力でミキサーは動いているが、男性スタッフが上部の取っ手を持ち、勢いよく回し始めた。電動なのにどうして?
「放っておくと、素材の粗い部分が残ってしまう。それを防ぐためです」と事業本部長の大塚雅義さん。自動と手動でなめらかさを作り出す。
数分後、乳白色のぺスカオリジナル生ドレッシングが出来上がり。と、思ったら、もうひと作業が隠れていた。
2枚に重ねた鉄柵を通して、粗い野菜などを取り除く。念には念をというわけだ。
うまみ調味料や保存料、増粘剤など、余分なものは一切使われていない。この目でしっかり確認しました。
ここからはスピーディー。ドレッシングを充填機に補充し、手作業で一本一本ボトルに詰めていく。手早く隣りのスタッフに渡してフタをし、金属探知機に通したのち、賞味期限のシールを貼る。透明のビニール袋に入れて密封シールをペタッ。
見事な連携プレーに拍手。
すべての器具を洗浄し、続いてこの日は、キャロット味の製造に切り替えるという。「オリジナルドレッシングは毎日製造、その他の味は2、3日に一度製造するという感じです」と大塚さん。
できたてドレッシングを購入できる
ドレッシング工場「ぺスカ!フレーバ!」は2020年に誕生した。それまではレストランが閉店したのち、店のキッチンで深夜までかけて作っていたという。
しかし、メディアなどに取り上げられ、人気が爆発。製造が追いつかなくなり、専用工場が設けられた。
ちなみに5種類のドレッシングの人気順位を大塚さんに伺ったところ、1位はオリジナル、2位はイタリアンアンチョビ、3位は同率でキャロットとゴボウ。それらをすごい勢いで追い上げているのが7月に発売開始となったリンゴとのこと。
「沼田市のリンゴ園『果実庭』さんの良質なリンゴをたっぷり使っているのが美味しさの秘訣です」と自信たっぷり。
「ぺスカ!フレーバ!」では直売も行っている。
オリジナルドレッシングはその日に作ったばかり、それ以外の味も、どこよりも新鮮なものを購入することができる。できたてのドレッシングを買い求めにぜひ足を運んではいかがだろう。ガラス越しにスタッフの皆さんの作業する姿を見ることができる。
店舗情報
ぺスカ!フレーバ!
- お問合せはこちら
- 027-212-8401
住所 | 前橋市上佐鳥町500-5 |
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営業時間 | 9時~18時 |
定休日 | 無休 |