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前橋高應援團OB会4年ぶり総会
90年の歴史、伝統 繋げよう
2024.03.16
県立前橋中・高等学校應援團OB会の総会と講演会、懇親会が3月16日、アクエル前橋で開かれた。コロナ禍のため4年ぶりの再会。来賓を含め25人が親交を深め、来年90周年を迎える應援團の伝統を現役生に引き継いでいくことを誓い合った。
山本前市長「市政を支えてくれた」
OB会長の中嶋秀幸さんは「應援團は昭和10(1935)年に発足し、来年、90周年を迎える。群馬県内はもちろん全国でも有数の歴史と伝統を誇る。現役生は少人数となっているが、文武両道で伝統を引き継いでもらっている」と挨拶、現役の應援團への支援を継続していくことに理解を求めた。
講演会は2月まで前橋市長を務めた山本龍さんが「前高時代と前橋市政を振り返って」と題して講演した。草津町出身で中学時代から前橋市で暮らすようになったことに触れ、「前橋は学びのまちだった。前高の仲間が唯一の人脈であり、宝物だった」と感謝した。
3期12年の市長としての取り組みについては、糸井重里さんを巻き込んだ一昨年のブックフェス、前橋工科大理事長の福田尚久さんや元NTTドコモ社長の吉澤和弘さんと連携して推進したデジタル化を挙げ、「前高の先輩、後輩の協力で日本で最先端の事業が展開できた。12年間の前橋市政の歩みを支えてくれた」と強調。初当選の際に掲げた公約を示し、「やりたいことはできた」と清々しそうに語った。
OBとして出席した元副知事で同窓会副会長の反町敦さんとともに應援團OBに仲間入りし、懐かしの校歌、應援歌、凱旋歌を熱唱。懇親会にも顔を出し、高校時代の武勇伝を語り合った。